日々インターンに燃えるハルカ。
毎日バタバタして忘れかけていたが、
誕生日が近づいていた。
誕生日といえば、ハルカのインターン先で印象深い事があった。
それは、誕生日の人がみんなにお菓子を買ってくることだ。
誕生日といえば何かもらえる事を期待してしまうハルカにはかなり衝撃だった。
お菓子を買ってくるのは、
「今日まで元気に歳を重ねられたのは皆さんのおかげです」
という意味らしい。
それを聞いて、かなり納得した。
というか、それが本来の祝い方じゃないか、という気さえした。
子供のときは、誕生日は何を買ってもらおうか、とドキドキしていた。
親にプレゼントを貰えるのが何よりの楽しみだった。
自分がひとつ歳をとった、なんて感覚はなかった。
でも、大きくなるにつれ、誕生日が一大イベントだという感覚は無くなってきた。
友達とかに祝われると確かにうれしいが、昔ほどのわくわく感はない。
特にプレゼントをくれる親、に期待はしなくなり誕生日を親と祝う事もなくなってきた。
でも、誕生日にこそ、周りの人、とくに親に対して感謝しなきゃ、
そのインターン先の儀式?を見てそう感じた。
誕生日はプレゼントをもらう日ではなく、周りに感謝する日。
そんな事、友達やましてや親なんかには絶対言えないが、
せめて心の中だけでも、感謝の気持ちを忘れないですごそう。
そう思いながら今年のプレゼントを受け取った。