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┃ コラム 「良い就職をするために」
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┃ 清水有高 (東京) 2002/4/30
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〇今の日本経済の状況で就職をするということ
・ 約16兆円
・ 約511兆円
上記の数字は共に日本経済のGDP(国内総生産)の数字である。
前者は戦後間もない1960年のものであり、後者は最新の統計である。
実に日本経済は戦後の焼け野原より数十倍もの成長を遂げたのである。
給与も十倍近くに跳ね上がっている。
労働省(現厚生労働省)が調査を始めた1965年当時の平均月給は39,360円程度。
それが2000年には398,069円にもなっている。この数字は驚異的な成長率である。
戦後を顧みると政治的な大事件として共産主義とソ連の崩壊が最大の出来事として挙げられる。
これに対し、経済的には『奇跡』とまで言われた経済大国としての日本の誕生が
最大の出来事だったといえるだろう。
そして2002年。日本は出口のない不況に喘いでいる。電気通信産業、総合商社、総合建設業、銀行といった日本を牽引してきた産業たちが次々と減収減益に追い込まれ、数千人、数万人単位のリストラを行おうとしている。絶対倒産しないといわれた銀行も破綻している。このような不況の中、学生はどのように就職先を選べばいいのだろうか。そして、そもそも就職とは、仕事とは何なのだろうか。このような当たり前のことを考えた学生は本当に少ない。
〇現在の就職活動の現状
今春卒業した大学生の就職率は91.9%、高校生の就職率は89.2%で、調査開始以来最低だった前年よりわずかに上向いたことが11日、文部科学省などの調査でわかった。ただ、依然として就職難は変わらず、就職希望を変更した者も多いとみられる。
〇お給料は何処から来るのか
このような厳しい中、企業から求められる学生像というのも明らかに変化してきている。単純明快にその人材像を挙げるとすれば『自分の給料分を稼げる人間』である。だが、その社会人になった時に貰うお給料の大元をしっかりと理解している学生は少ない。(理解している社会人も少ないのだが、学生は更に少ない)お給料とは会社の売上の中から出る。その大元を辿ると、それはその会社に売上をもたらした存在『お客様』に行き着く。つまり、お客様の財布の中から出たお金から我々のお給料が出ているのである。この当たり前の事を理解している人は本当に少ない。例えばコンビニの店員やファミレスの店員のアルバイトをしている学生はこの日本に数え切れないほどいる。彼らは車や、パソコン、衣服、本、旅行費用など、自分の欲求を満たすための賃金を稼ぐために働く。自分が求めている物を購入する費用が、目の前で接客しているお客様の財布から出ていると理解しているアルバイトはどれだけいるのだろうか。お給料の大元がお客様の財布であるということを理解していれば、接客態度は自然と感謝に満ちたものになる筈である。だが、残念ながら感心するほどの接客態度を見せる店員は非常に稀である。彼らは自らのお給料が何処から出てるかという事に思いを馳せた事は殆どないのだろう。時給1000円であれば、自分の時間を100時間売ったから10万円を貰って当然と考えているのではないだろうか。単純作業であれば時間を売った分だけの賃金を貰えばいいのかもしれない。だが、社会人となってもその感覚を持ち続けてしまっては絶対に通用しないだろう。
学生にどのような基準で就職先を選ぶのか、といったアンケートをとってみたのだが、就職先を選ぶ基準で多いのが『収入』『休日の多さ』『自分の好きな仕事』などであった。学生に人気のある職種といえば、出版やメディア、コンサルタントであるがどれもが平均的に高収入の職種である。外資系のコンサルティングの会社では初年度の年収が500万円を超えることもしばしばである。また、大手の出版社などは初任給で25?30万円近く出すところもざらである。ちなみに、大卒の初任給の平均は18?19万円程度である。確かに収入は魅力的なものである。年収300万円よりも600万円の方がいいし、1,000万円、1億円のほうがいいに決まっているだろう。高収入を求めること自体は罪ではない。しかし、その大元を理解しているといないとでは大違いなのである。
社会人になり、勤務をすればお給料が貰えるというのを当然だと思っている学生があまりにも多い。自分の時間を売ればお金が発生すると勘違いしているのである。だが、年収300万円の社員が100人いれば、年間人件費は3億円になる。社員一人あたりが300万円以上の利益を生み出さないと、その会社はお給料を払えないのである。つまり、時間を売ってお金を得ようとする社員ばかりだとその会社は潰れてしまうのである。
リストラされてしまった大人がよく言う言葉が『会社に裏切られた』『こんなに会社に尽くしてきたのに捨てられた』という言葉である。彼らは確かに自分の人生の時間を会社に捧げたかもしれない。しかし、自分のお給料分の貢献を本当にしていたのだろうか。会社が人員削減をする最大の理由は『人件費の削減』である。人件費以上の貢献をしている社員を切ることはない。リストラの本質は『人材の削減』ではないのである。
お給料はお客様の財布から出る。この事実を理解せず、単純に高収入のみに惹かれて入社したとしてもその先にあるのはリストラである。
〇どのような貢献をしたいのか
では、その事を理解したとして自分たちの就職活動にどのように活かせばいいのだろうか。お客様が我々の給料を出してくれる時は、そのお客様にそのお給料分以上の貢献をした時のみである。お給料分以上の貢献をしたとき、お客様はその感謝の証として代価を支払ってくれるのである。
そうすると、どのような会社に就職するというよりは、どのような人々に、どのようなサービスを通じて貢献したいのか、という視点で就職先を選ぶことが出来る。自分はどのようなサービスを行って、どのような人々から感謝を得たいのか、という視点が重要なのである。これから就職活動をする人々にはこの事をしっかりと理解していて欲しい。大切なのはどのような貢献をして、感謝を得、その代価を得るのかということなのである。
私がどうしてこのような考えに至ったかというと、自分の就職活動、そして社会人として働いた期間に出会った起業家達との出会いがあったからである。
〇私の就職活動について
学生が就職を決める基準で強く影響するものが『収入』の他に『自分の好きな仕事』かどうかという基準がある。これは非常に単純かつ、強い力である。消防士に憧れていたからそれを目指し、テレビ番組が好きだからそれを作る側に回ってみたいと思う。カメラが好きだからカメラマンを目指し、コンピューターが昔から好きだったからIT関連の職種に就く。中には何か一つに打ち込んで学者や研究者になる人もいる。非常に単純明快な理由である。物心ついた頃の私の夢は宇宙飛行士であった。それが小学生の頃に宇宙船やリニアモーターカーを造る技術者となった。それが中学校のとき、数学の先生にいじめられた事がきっかけで数学嫌いとなり、技術系の道に進む事をやめて本を読む楽しさを覚えた。そのときに目指したものが漫画家であった。だが、本格的に絵の勉強をしたわけでもなく、大学生の2年前の就職活動の時期に漫画家になる夢はさすがに諦めた。そこで私が目指した職業が出版社である。元から本好きでもあり、大学時代にサークルで一つ書物の出版に関っている。また、漫画雑誌を出版している出版社に入れば、クリエイターとしてではないがエディターとして漫画に関れると思ったからである。就職活動のために出版社に合格するための勉強を必死にしたが、勉強をすればするほど出版社に対する就職の熱は冷めていった。出版という産業自体が規制産業であり、思っているほど楽しいものではないということが分かってきたということも理由の一つである。しかしそれ以上に、クリエイター…漫画家になれなかったからエディター…編集者になるという自分の思考に不満を覚えたというのが最も強い理由である。編集作業自体は自費出版を通じてそれなりの面白みを感じてはいたが、それを生涯の職業にしたいのか、と問われれば自信がない。自分の進路に対し、自分の中で知らず知らずのうちに妥協していたことに納得がいかなかったのである。
自分の進路に納得が行かないからといって、ずっと親の脛齧りを決め込んで就職もしないというわけにはいかない。アルバイトやフリーター、派遣社員の道で食べていくという進路もあったのかもしれないが、安易な逃げ道のような気がしてそれも気が進まなかった。そこで、インターネットや雑誌媒体などで色々と面白そうな会社を調べては応募をしまくった。最終的に応募をした会社は200社以上にも上ったのを覚えている。その中で出会った一つの会社との出会いが私の就職活動に非常に大きな影響を与えたのである。
〇インターンシップ
その会社は東京の渋谷にある創業5年程度のベンチャー企業であった。私はその会社の説明会や面接を経て、その会社でインターンシップ(インターンシップ…インターンシップとは、「学生が一定期間企業等の中で研修生として働き、 自分の将来に関連のあるインターンシップを行える制度。」のことである。文部科学省、経済産業省、厚生労働省や各経済団体は、インターンシップを積極的に推進しており、インターンシップを取り入れている企業は年々増加している。特に中小企業やベンチャー企業にとっては、優秀な人材と出会うことだけでなく、企業イメージを高めるためにも、インターンシップの導入は意義が大きい)をすることになったのだが、そこでの経験はカルチャーショックの連続であった。
まず、社員全てが毎日大量の仕事をしていた。怠けている社員は一人も見当たらず、全員が朝の9時?10時に出社をして夜の12時?1時ごろに帰っていた。休みは週に1日しかない。仕事の現場は常にピリピリとした緊張が漂っている。仕事というと、週休2日で9時?17,18時まで仕事をして帰るというイメージがあった私にとってそれは非常にショックな出来事だったのである。また、彼らが嫌々その仕事しているのかというとそうではなく社員全員が楽しそうに仕事をしていたのである。
私はその会社で1ヶ月間インターンシップをすることになった。原宿に会社から寮を借りて毎朝表参道を歩き、青山学院大学の目の前を通って渋谷の会社に出社していたのである。元来負けず嫌いの私はその会社で社員以上に働こうと決めた。一番働いていた時は朝の8時30分頃から出社をして夜の2時ごろに家に帰っていた。とはいっても、仕事の質においてはプロの人々には大きく負けていただろう。結局私はその会社に入社する事はなかったのだが、そこでは良い経験をすることが出来た。
〇人は賃金の多寡によって満足するのではない
人は自分が納得した仕事に打ち込んでいると充実感を覚えるという事である。朝から深夜まで働いているその会社の人々はみんな充実感に満ち溢れていた。むしろ、17時や18時に帰宅している人々は皆うつむき加減で歩き、どこか生気がなかった。つまり、人は一日16時間、自分が納得した仕事を一生懸命頑張れば充実し、嫌々1日8時間働くほうが疲れ、人生に夢や希望をもてなくなるという事実である。これは私にとって衝撃的な事実だった。恥ずかしながら、その会社にインターンシップをするまでの私の就職先を選ぶ基準は『高収入』や『休日の多さ』であり、いかに好きな職業に就き、楽に仕事をしてお給料を貰えるのかという事を考えていたからである。つまり、自分のお給料が何処から出ているのかも判らない人間だったのである。
更にそれ以外にもう一つの大きな発見があった。それはその会社にインターンシップをしている間に出会った人々がお金のために働いているのではないという事である。生活のためにお金は必要不可欠であるし、無給でボランティアをする事が素晴らしいと言うつもりも全くない。いわばお金という存在の理解の仕方である。多くの人々にとってお金は生活を維持するためのものであり、自らの欲望を満足させるためにあるものである。好きなものを買ったり、旅行に行ったりするためのものであり、食料や電気、水、ガス、住居を維持するためのものである。
私が出会った人々(主に経営者)はお金のために働くのではなく、自らが考える目標や夢のために働いていたのである。美味しいものを世の中に広く伝えたい人が食材の商社を経営していたり、環境にも優しく、人にも害のない住宅を広めるために不動産ビジネスを経営する。日本の教育システムに疑問を感じ、それの改善の仕事をしている人など、様々な人々がいるのである。
彼らにとってのお金とは自分の目標を達成するための手段であり、現時点であるお金はいかに一般的なレベルから見て大金(数千万、数億、数十億円以上)であっても目標達成に至るまでの過程で発生したものとしかみなしていない。お金はあくまで手段でしかないのである。
〇夢・目標のために働く
また、更に衝撃的だったのはお金に執着しない人々の方が幸福感と充実感に満ちており、経済的にも恵まれた立場にいる場合が多いということである。高収入などを求めて転職や就職をする人々ほど、現在の収入にも満足せず、充実感を持って生きているようには見えないのである。年収数千万円のビジネスマンや、数億、数十億の資産を持っている人々がお金に執着していないとはなんとも逆説的で皮肉な事実である。そんな人々との出会いは私に様々な刺激を与えてくれたのである。
彼らは自分の夢や目標のために働く。彼らは大企業のエクゼクティブであったり、経営者であったりする。自分の目標の達成のために資金を集め、人を集め、雇用し、賃金を払っている。そうやって企業を経営し目標を達成させようとしているのである。
生活のために働くのではなく、夢や目標のために働くというのは重要なことである。幸いにもその事に気がついた私はもう一度自分の人生の夢が何なのかを見つめなおしたのである。それは先述した宇宙飛行士であったり、技術者であったり、漫画家である。そのとき一番自分がなりたいと強く感じた職業が漫画家だったのである。
〇就職先の決定
では、今から漫画家を目指すのか。そう自分に問うてみたのだが、残念ながら漫画の世界で一番を取れるほどの才能を自分の中に感じることはない。そこで私が自分の目標として定めたものが漫画やアニメといった日本のクリエイターたちの地位向上に役立つような企業の設立であった。
私はアニメや漫画が好きであり、将来的に大好きなこの業界の発展に関わっていくことを自分の目標としたのである。具体的には、日本に芸術文化特区を創ることである。日本のサブ・メイン関係なく日本文化の創造と発展のために存在する団体個人を経済面、税金面、様々な面から優遇する地域の創造である。
そう考えたとき、私の就職活動はより明確なものとなったのである。目標を定めた以上それに向かって計画を立てなければならない。目標達成のためには何が必要なのだろうか。単純に資金は必要である。独立資金は株式会社を作るには最低1,000万円必要である。設備投資、運転資金などを考えた場合、資金はいくらあっても足りないだろう。いくら必要なのか検討もつかないが、その時の私はそれを3億円と定めた。
次に検討すべき課題は『いつまでにその計画を実行するのか』というものである。単純に3億円をためようと思えば一般的な企業に入社しても一生をかけても貯めることは出来ないだろう。なぜならば大卒の生涯賃金が約3億円程度だからである。一生、どのような倹約を心がけてやり繰りをしても3億円という数字は達成不可能な数字なのである。しかし、私はこれを3年でためようと決意したのである。大多数の人々は不可能というだろうし、現実今まで殆どの人々が不可能といっている。だが、夢を目標にして生きてきた人々は一様にその夢を応援してくれたのである。
決意した後に考えるべきは、そのお金を集める手段である。普通の就職をすればどのような会社に入社したとしても、一生達成できることのない目標をどのように3年間で達成すればいいのだろうか。そのときに考えた就職先はベンチャー企業であった。それも、自分がインターンシップを経験した創業5年程度経過しているベンチャーではない。創業間もない0年?1年程度の会社である。なぜ、そのような会社を選んだかというと、創業者メンバーとして入社して、その会社を上場させることが出来ればキャピタルゲインを得ることが出来るからである。自社株を持つことや、ストックオプションを持つことなどキャピタルゲインを得る方法はいくらでもある。だが、それらを原価で獲得するためには創業メンバーとして会社に多大な貢献をする必要があるのは明白である。
独立する際に必要な条件は『夢』『経験・仕事の能力』『人』『資金』だと私は考えている。創業間もないベンチャー企業に飛び込み、そこで経験をつめばキャピタルゲインによって『資金』を獲得することが出来る。更に、創業間もないベンチャーという過酷な経営条件を乗り切ることによって『経験・仕事の能力』も身につけることが出来るだろう。最も重要な『夢』は既に自分の中にあったので改めて探す必要はない。後は『人』である。
ビジネスをする上で最も重要なものは『夢』だが、次に重要なものは『経験・仕事の能力』『資金』でもなく『人』である。ここでいう人とは自分のビジネスを一緒に行ってくれる人材でもあり、それでも様々なときに助けてくれる外部の人脈でもある。この人との出会いが多い業種であることも、私の就職先を選ぶ基準で重要なものであった。一日中パソコンに向かっていてそれで収入が入るという業種ではなく、なるべく人対人のアナログを残した業種であることが重要なのである。つまり、私の就職先は創業間もないベンチャーであり、なおかつ3年後に上場を目指し、アナログな業界に属している会社というものに定まったのである。
〇就職活動
就職したい企業が定まった後にしなければならないことは、実際にそのような企業が何処にあるのかを探すための情報収集である。ここで問題がいくつか上がった。まず、創業間もないベンチャー企業が何処にあるのか、どのような手段で調べればいいのかわからないということである。
更に、そのような会社が新卒を採用することはほぼ皆無といってもいい程ない。なぜならば、そのような会社は何かしらの企業で経験をつんだプロフェッショナルが創業することが多く、人材は創業当初のビジョンを共有できる創業メンバーか、或いは仕事がある程度できる中途採用しか行っていないのが通例だからである。要するに、まだ学生であり、社会人としての経験もないような人間を雇う余裕は創業間もないベンチャーにはないという事である。有効な資格(弁護士、公認会計士、上級シスアド等)を持っていればまた違うのかもしれないが、当時の私が持っていた資格は高校卒業の資格程度であり、普通自動車の運転免許はおろか、原動付自転車の運転免許すら持っていなかったのである。私にあったのは、自分の希望するベンチャー企業に就職するという想いしかなかったのである。
ここまで不可能を羅列するとやる気が失せてしまうものなのだが、人間とは面白いもので目標に向けて絶対に何とかしようと決意すると、本当に何とかしてしまうものなのである。こればかりは理屈では推し量れない法則が働いているとしか考えられない。
私がまずやったことは自分の希望するベンチャー企業が何処にあるのかを突き止めることであった。そこで私はインターネットで無尽蔵にある情報に一つ一つ当たっていくという気の遠くなるような作業を開始した。ロボット型の検索エンジンにベンチャーという単語を打ち込み、その中でヒットしたホームページの情報を片っ端から調べていくのである。幾晩かその作業を繰り返すと、徐々にベンチャー企業のリストが完成してくる。どのような業種なのか、住所は何処なのか、経営者の理念は、メールアドレスは何なのか、といった情報である。
残念ながらそれらの企業を調べ上げて気がついたのだが、どの企業も新卒の採用は行っていないのである。仕方がないので私は、それらの会社全てに自分が就職したいというメールを送ったのである。するとその中の一社が返信を返してきてくれたのである。無論、採用するというメールではないが、一度会ってみたいという旨が書かれたメールが届いたのである。世の中とは面白いもので、既成概念にとらわれず、考えているだけではなく自分で行動すると反応があるという事をその時勉強させてもらったのだろう。
〇採用へ
3月の下旬にそのベンチャー企業の社長に面談をして頂いたのだが、結果はめでたく合格という運びになった。5月のゴールデンウィーク明けからとりあえず働いてみないか、という提案に私は二つ返事で了承の旨を継げた事を覚えている。そのベンチャーが、今働かせてもらっているジョイブ株式会社である。念ずれば通ず、想いは叶うとよく言われるが、今のところ自分が定めた3ヶ年計画は遅れることなく進行している。同じ学生たちにも就職活動は既存の常識にとらわれることなく、自分が本当にやりたい事を実現するためのステップとして活動して欲しいものである。
〇今までの就職活動ではいけない
私が就職したジョイブ株式会社は神戸に本社を置いた会社で、インターンシップを絡めた新卒採用のコンサルティングを行っている会社である。インターンシップとは先述したが、学生時代に自らの進路を明確にするために、企業に就業体験をすることである。
次回の私のコラム担当の際には、インターンシップについて詳しく説明します。