━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ コラム 「国際的に活躍できる仕事をしたいという目標を持っているあなたへ析」
┃………………………………………………………………………………………………
┃ 齋藤 (東京) 2002/5/20
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
国際的に活躍できる職に就くことを目指しているあなた、唐突ですが、だまされたと思ってThe Japan Timesの月曜版を買ってみてください。駅の売店で150円で買えますから、ちょっとジュースを買うくらいのつもりで今回は英字新聞を買ってみてください。その10面あたりにClassifiedのページがあると思います。英語が得意でない方も、ちょっと時間をかけてそこに何が書かれているのか見てみてください。日本語で書かれているものではなく、英語で書かれているものを読んでみてください。それは、あなたの国際派への第一歩です。
さて、The Japan Times の求人情報にあなたが魅力を感じるものはありましたか?それにはどんな能力や経験が必要だと書いてありましたか?正確な生の情報を広く得ること、これは自分の現在の位置を正確に認識し、将来の目標を具体的に設定する上にとても役に立つことなのです。そしてそのきっかけは、実は地元の駅の売店にもあるのです。あなたは今回幸運にもThe Japan Timesを手にとってみたことで、もうすでに未来を良い方向に変えつつあります。やろうと思った事に対して、どんどん考えをめぐらせて実行に移していくのか、闇雲に準備をするだけに終わってしまうのか、そこが運命の分かれ道です。
しかし巷では、まずやってみるということはつまりまず海外に出てみることだよ、といった類の話を多く聞きますね。さて実際はどうでしょうか。現在国際的に活躍している方々は、日本にいたときには語学だけを勉強していて、海外に行って初めて具体的な到達点を意識したのでしょうか。それとも、日本でできる経験をしっかり踏まえてから海外に渡ったのでしょうか。かの大冒険家コロンブスは、西方にインドを発見するのだという明確な目標があったが故にあれだけの長い航海を乗り切ることができました。そして皆さんは幸運にもコロンブスの生きた時代のジパングではなく、世界中の情報を入手できる現代という時代の日本に住んでいるのです。出立の帆を揚げる前にできるだけ正確に到達点を知り、計画を練らない手はありません。
さて、The Japan Times の求人情報を読んでみて、日本の一般的な求人情報との違いについては何か感じましたか?日本の求人情報誌でよく見かける、“簡単なお仕事です”の文言を見つけることはできましたか?給与について明記してある情報と明記していない情報では、どちらのほうが多かったですか?具体的にどんな人間性や経験が必要とされていましたか?百聞は一見に如かず、その三項目についてチェックしてみて、そこで見つけたことや考えたことについて、ちょっと家族や友人と話してみるというのはどうでしょうか?またThe Japan Timesの求人情報ではあまり魅力的な情報を見つけられなかったあなた、ちょっと足を伸ばして、あなたが興味を持っている国のヤフーでClassifiedのページを見てみてはどうでしょうか。敵を知り己を知れば百戦危うからず、自分の目標を見極めると同時に、現状との距離もしっかり認識してみてください。
みなさんにも体験のあることだと思いますが、一方的に聞いただけの情報は、それを聞いたときにはなるほどと思ってもあっという間に次の新しい情報に上書きされてしまいますよね。ところが体験した情報はなかなか忘れませんし、ましてその体験について友人と話あったりすると、もう確実にあなたのものになりますよね。
まだTheJapan Timesの月曜版を買ってみていないあなた、ちょっと最寄りの駅まで行って、売店でたずねてみてください。The Japan Timesはありますか?たった150円とちょっとの勇気、それはあなたの国際派への着実な第一歩です。