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今求められている「自己完結型人材」

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┃ コラム 「今求められている「自己完結型人材」
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┃                      藤井 徳樹 2002/9/20
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よく企業の社長様とお話しする中で、「どんな人材が必要ですか?」と必ず聞いています。
ここ最近、2名の社長様に立て続けに「自己完結型の人材が欲しい」と言われました。まだまだあまり聞き慣れない言葉ではありますが、私なりに整理してみました。

「自己完結型人材」とは、
・自分に自信がある(過信ではない)
・自分で考え行動できる
・自分の行動に対し自分で評価、反省し、次に活かすことができる
・精神的に自立している
といった人材であるように思います。

このような人材は実は「経営者」である場合が多いのですが、究極のところ企業が欲しい人材というのは「経営者の資質を持った人材(経営者である必要はない)」ということになります。

現在、日本の会社というのは大小あわせ200万社以上あると言われています。少なくとも200万人の経営者がいるわけです。就労人口が7,000万人とすると35人に1人が経営者ということですね。クラスに1人は経営者になっています。(こう考えると経営者になるのは難しくないような気がしますね。実は私もこの論理を考え、「自分も経営者になれる」と学生時代に思ったのですが。)
こうした「経営者」と「経営者の資質を持った人材」を合わせて600?700万人程度と考えると「10人に1人が必要とされている人材」ということが言えます。

 よく一般的に、「人材が育たないのは企業の責任」と言われ、よくそうした書籍も売れる訳ですが、書籍というのはより大きなターゲットを対象としていきたいため、一般受けする内容になっています。こうした「(残りの9割の)必要とされていない人材」向けに世論が形成されてしまっているようで、「まわりのせいにしてしまう他者依存型人材(⇔自己完結型人材)」が増えていくようです。一般的に言われていることが果たして本当にそうなのか今一度考えていく必要があります。

 「自己完結型人間」は、まわりから褒められようが非難されようが「自分で自分を評価する能力」を持っているためまわりの意見はあまり気にならないようです。(ただ「自己中心型人間」と混同されると困りますが。)どちらかというと自分に厳しいタイプの人間が多く、中途半端に褒められることを嫌います。

 結局のところ、こうした資質を持つ人材を採用しないと企業は成長できないということを経営者はうすうす感じてきているようです。入社後の教育制度などに頼らず、精神的に自立できるだけの「自信」を学生時代にどれだけ積み上げていけるかが勝負であるような気がします。

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2002年9月20日 12:09に投稿されたエントリのページです。

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