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┃ コラム 「仕事をする意味」
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┃ 繁延 2002/9/26
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私もいろんな学生さんと話をする機会があります。その中には、曖昧さに酔いしれ、好き嫌いの感覚だけで動き「人がそういうから・・・」と場当たり的、ムードに流される無考状態の人々がいます。今の社会が不透明、不確実で、とても不安だからそんな人が出てくるのかなと思います。
「なんのために仕事をするのか」なんて考えても簡単に分からない、むしろ面倒だと感じる人も少なくないでしょう。
しかし、そんな人々も大学3年、4年生になると就職という壁に直面して、平凡な生活のまどろみが破られます。この問いに真剣な解答が迫られます。
しかし、どうやって答えを導けばいいのでしょうか。
では、「なんのために仕事をするの?」と聞かれたらなんと答えたらよいのでしょうか。
社会に出れば「仕事をする」=「生きること」だと思います。働かなければ食べていけませんし、食べなければ死んでしまいます。つまり仕事をする目的は、生きる目的は何なのかを考えるのと同じということです。
生きることは大変です。受験戦争を勝ち抜き、就職難をくぐり抜け、リストラにおびえて働き、老いや病魔とも闘わねばなりません。人間関係のストレスに悩まされ、事故や災害、会社の倒産など、不測の事態も襲ってきます。
これらの苦難を乗り越えて、どうして働いて生きていかないといけないのか。ただ苦しみに負けず「がんばれ」と連呼されてもつらいだけです。
不幸な運命に負けず、強く生きる体験記が続けてベストセラーになりました。ゆっくりでもいい、一歩ずつ前へ進みなさい・・・そんなメッセージが待望されています。
仕事をして生きて行く意味がハッキリすれば、人生をより良い方向に変えて行くことが可能です。学生という守られた環境でそういうことを真面目に考えることは本当に有意義だと思います。
答えを探すために、自分の周囲にいる人生の先輩の言葉に大いに耳を傾けて自分の考えを磨くことも効果的だと思います。一人で悩まずに。