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┃ コラム 「何のために本を読むのか?(2)」
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┃ 藤井 徳樹 2002/10/16
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前回は、「人間性を高めるために本を読む必要がある」とお伝えしました。
今回は、もう一つ。
どういうことかと言うと、本というものは先人が発見したことや考え抜いたこと、体験したことが記してある訳ですが、それは著者によっては一生涯をかけてようやく発見したことも多いようです。それを短時間で読み理解することで、その本の一歩先を考えることができ、著者を追い越すことができるのです。そう考えれば本を読み、その知識をもとに一歩思考を深めれば、人類が一歩成長したことになると思いませんか?
学生の皆さんも、今の年代になってようやく分かったことが多くあると思います。「もっとはやく知って(やって)おけばよかった」と。よく社会人の方は、「学生時代にもっと○○しておけばよかった」と言います。その○○を見つけるために、(人生の)先輩の話を聞いたり、先輩の書いた本を読むことはとても有効な手段です。
自分自身の世界にとどまらず、もっと広い視野で物事を考えていく必要があります。
そのための手段として、新聞購読も欠かすことができないものと思えます。ここで養っていきたいのは「社会やビジネスの常識」です。新聞には社会やビジネス界での様々な出来事や動きとそれに関する見解が述べられています。一つの事象について自分なりの意見を持つことが望まれますが、それとともに客観的な見解を把握しておく必要があるのです。
社会やビジネス界でうまく活躍していくためには説得力やプレゼンテーション能力が求められますが、そのためには「客観的な見解を把握しつつ、自分の見解を伝えていく」能力を磨いていく必要があります。今後、就職やインターンシップ期間中に社内で議論する場面があると思いますが、そこで新聞も読まない人の意見が通ることは考えにくいものです。学生や新人なりの斬新な意見が一部採り上げられることはあっても、それを推し進めるだけの力がどうしても不足してしまうからです。ビジネスに主体的に取り組み、勝ち組に入っていきたい方は、日々情報収集に努め、バランス感覚を身につけていきましょう。
入社してから・・・では遅いですよ。 人類の成長、ビジネス界の成長のためには・・・。