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┃ コラム 「今までとこれから」
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┃ 代表取締役社長 藤井 徳樹 2003/1/1
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代表藤井より
みなさまにメッセージをお送りさせて頂きたいと思います。
◆ インターンシップで学んでもらいたいこと
JOYBが目指していること ◆
JOYB(ジョイブ)を設立し3度目の正月を迎えました。
弊社サービスの提供方法も徐々に変化を遂げていったように感じます。
インターンシップ受け入れ企業数も150社を超え、登録学生数も
7,000名を超えました。2,000名近くのみなさんと面談をし、
500名以上の方が弊社のコーディネートによりインターンシップを
経験されました。
その中ではやはり、非常にうまくコーディネートできた場合と、
そうでない場合とがありました。その度に弊社なりにサービスの
内容に改良を加えてまいりました。
例えば創業当初は、「通常報酬のないインターンシップ」に
「アルバイト」の要素を取り入れ、勤務初日からある程度の報酬が
出る仕組みを作りました。
しかしこの場合は、受け入れ企業側もある程度人件費に見合った見返り
を求めるため、片付け仕事的な単調な業務内容になってしまったり、弊社が
学生のみなさんに最も経験してほしいと目指している「実戦的な企画・営業
系の知的業務」をご紹介することが難しくなってしまう。すぐに結果で応え
られず、報酬を出してもらうことで受け入れ企業側が苦しくなってしまう・・
という状況がありました。
つまり、「実戦的な企画・営業系の知的業務」はなかなか戦力に
なりにくく、業務によっては『3ヶ月ほどは自分の交通費すら稼ぐのが
難しい』のです。
このことはインターンシップだけに言えることではなく『一般的な
就職』にも言えることで、通常は自分の給与分の仕事をする(成果を
あげる)ためには入社3?5年かかると言われています。
(詳しくは「弊社サービスのご案内ページ」にて
⇒ http://www.joyb.co.jp/outline/introduce.html)
こうした感覚を将来のために身に付けて頂くためにも、『最初は
弁当代程度の手当からスタートして頂くインターンシップのお仕事』
が最近は増えてきています。
しかし、こうした「時給で働かない」「成果で評価される」という
経験は、将来必ず大きくみなさんの役に立つことになります。逆に例えば
『ベンチャー企業』や『経営コンサルティング会社』などで創造的業務を
行う企業の社員はどの程度の【時給】で仕事をしているでしょう?
月給が仮に20万円として、1日16時間労働で月間25日は働くので
月間労働時間は400時間です。(特に学生に人気の『経営コンサルティ
ング会社』は徹夜も多く年間5,000時間労働と言われています。
ただ、ほとんどは自分自身を成長させるために人一倍頑張って力をつけ
ようとしているためなので、労働問題になることはあまりありません)
そうすると【時給換算でたったの500円】です。
その後3?5年頑張って、ようやく時給換算で1,000円くらいには
なるでしょう。優秀な社員でさえこの状況ですから、インターンシップ
として週2?3日勤務して、果たして一体どれだけの貢献ができるでしょうか?
また、もし就職先として【クリエイティブな業務】ができる会社を選ぶ
とすれば、この程度の覚悟は必要です(現状は、こうした知的・体力的な
業務レベルの高さを理解せずに入社した学生は、ほとんどすぐに会社を
辞めてしまっています)。
インターンシップも就職も、【面白い仕事】ほど給与は最初の頃は
(時間で換算すると)割に合わないでしょう。給与を求めるのであれば、
そうした環境で3?5年頑張って成果を出せるようになるか、もっと
勉強して即戦力として働くか、あるいはやり甲斐のあまりない『作業量・
時間=金』の単調な仕事をするか、です。
学生の方々に求めたいのは、【目先の給与に左右されず、自分のやって
みたいことや、自分を成長させる困難な仕事にチャレンジしていく姿勢】
です。そのためには、「インターンシップではお金が割りに合わず学生生活
にゆとりが無くなる」とは考えずに、その部分をあとしばらくは両親や周囲
の方々に頼っても良いのではないでしょうか(但し、「インターンシップ
の意味」をそれらの方々に絶対に正しく理解して頂かなくてはなりません。
でなければ後々に問題となってしまう可能性が十分にあります)。
遊ぶのではないのですから。社会人で数年頑張ればすぐにお返しができます。
まずは『時間を提供したから1時間1000円もらいたい』という考え(このよう
な考え方の人材(ただのコスト要因)こそが今の日本企業の失墜の大原動力と
なり、もはや企業は彼らを支えきることはできなくなった)を捨てなければ、
「面白い仕事・自分を高められる仕事」は学生時代には経験できません。
『できるようになったときに胸を張ってしかるべきをもらう』という考え方を
をまず持てなければなりません。
最初の数年はどうせ「一人前」ではないのですから。しかし、学生時代に
苦労した努力と結果は、みなさんが「一人前になるまでの時間」を大きく
短縮することでしょう。
よく「一人前」という言葉を耳にしますが、通常、学校を卒業すれば
「社会人=一人前」として扱われるようです。しかしながら、『社会での
一人前』とは、「自分一人でやっていけるだけの力をつける(成果を出し
貢献する)」ことを表しています。ですから「一人前」になるには、社会
に出て通常3?5年はかかるということなのです。
ただ、給与をあてにするなと言っても、中には『自分で稼いで学校に
通っているような方々』もいらっしゃいます。現状では、そうした方々を
弊社では支援してゆけないことが非常に無念でなりません。そのために
今後【インターンシップの奨学金制度】を創設していく予定です(中には
「大きなお世話だ」と思う方もいらっしゃるかもしれませんがどうかお許し
ください)。
JOYBは本当に社会を良くするための活動を行っていると考えており、
営利団体(株式会社)ではありますが本当にスタッフ1人1人が損得抜きで
惜しみなく動き、ボランティア団体のような感覚も一部持っております。
ただ、そうしたわが社も上場を目指しています。しかしそれは「社員個々が
裕福になりたいという欲求」のためではなく、【資金を集め、世の中をもっと
良くするための大きなムーブメントを起こしたいから】なのです。
JOYBが営利団体として上場を目指すことで、
1.『優秀な人材』を集める
・「ボランティア組織」では優秀な人材を集めるには限界
がある。世の中を本気で変革するためには情熱とパワー
を兼ね備えた多くの人の力が必要です
2.『大学』や『学生支援コミュニティ』を作る
・「大学」が変わり「若者の意識」が変わらなければ教育は
変わらないが、既存の大学が変わることに期待が持てない
ので
3.『奨学金制度』を創設する
・若者にとって目先のお金は問題とすべきではないが、
どうしてもお金が必要な人は多くいるし、そうした人ほど
真面目で将来性を持っていると考えられるので
といったことを実現してゆきたいのです。
弊社やそのサービス内容の意味を再度ご理解頂き、これからも本気で
お付き合いを頂ければと心より願います。
今年も皆さんの日々が充実し、『1日単位で成長を感じられるような
毎日』をぜひとも送られますことをここに祈念致します。