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起業家を支える人材になって欲しい

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┃ コラム 「起業家を支える人材になって欲しい」
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┃                      大竹 舞          2003/1/18
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「起業家を支える人材になって欲しい」最近、起業する方が増えてい
ると聞きます。

学生起業家とも時々お会いするようになりました。

先日、起業を志す学生とお話していてちょっと気になることがありま
した。

起業する理由として、「収入が増える、時間が自由になり、家庭を大
切にできる」など全く勘違いなことを言われました。


ビジネスを考え起業するのは簡単ですが、利益を出し成功するのは難
しいです。

最近読んだ雑誌の中に、ソニー出井会長のコメントがありました。
「これからはビジネスモデルではなくプロフィットモデルをつくらな
いといけない。」利益を生み出す仕組み。

簡単ではなありませんが、日本では一番欠けていることのようです。

お金儲けがうまくない。儲からない仕組みを作る方が多く、価格を安
く安くして失敗しているようです。

お金儲けがどこか「悪」のようなイメージを抱かせてしまっています。
そういえば世間の「社長」のイメージも一部で悪かったりします。

一昔前は、「社長」は「人を安くこき使って自分だけ儲けている」と
いうイメージがどこかあったような気がします。そのため、労働に関
する法律は会社にとって都合の悪い(労働者にとって都合のよい)よ
うに作られています。

でも実際に自分が社長をやってみると、本当は自分のために仕事をし
ているというよりは、一緒に働いてくれる人のために仕事をしている
感覚になります。社長はいつもお金に追われ、自分の給料は後回しに
してなんとか従業員の給料を払っている方がほとんどです。

払えない方は命と引き換えに払っています。
まさに命懸けなのです。

(ただ、社長は大きな使命感を持っている方が多く、このようなこと
はほとんど言いませんし、私もこのような文面は本当は書きたくあり
ませんので、このような事実が世間に伝わることはほとんどありませ
ん。また、本当に優秀な社長であればこのような悩みはありません。)
特に政治の世界ではこうした経済社会の実態がまったく分かっておら
ず、「社長」は大儲けをしていると本気で思っているのです。

実際に、大企業の役員の平均給与は約2,700万円、中小企業や商
店の事業主の平均給与は400?500万円です。

この前も友人の結婚式に出席した際、「二次会は社長の会社の経費で」
と冗談で言われましたが、「経費」をつかえるのは大きな利益があっ
てこそなのです。

私の実家は自転車店を営んでいますが、小さいときによくクラスメイ
トに「おまえは自転車がタダでもらえていいな」と言われました。
もっとも、タダでもらえるはずもなく、逆にまわりの子より良い自転
車を乗せてもらえたこともありませんでした。

それぐらい、自営(社長)のイメージは内外で全然違うものです。

起業したてのころは周りにも起業を勧めていました。
最近はよっぽどの方でない限り、起業を勧めないようになりました。

現在は起業家よりも起業家を支える人材が不足しています。

JOYBでは起業家輩出よりも、起業家を支えられる人材を輩出して
いける企業を目指しています。

インターンシップを通じて、まずはそのようになって欲しいと願って
います。

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2003年1月18日 08:24に投稿されたエントリのページです。

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