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┃ コラム 「就職活動も人生の1ページ。 開かれる道を楽しんで進んでください」
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┃ 東京事務所 2003/2/6
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ジョイブ副社長です。就職活動シーズンも本格的に始まってまいりまし
た。がんばっているみなさんのこと、日々学生の方々とお会いしてお話を伺う中
で我々もとても良く分かる気が致します。
今月のJOYB編では、私の自分自身の就職活動の経験もふまえて(時代背景が異
なるのであまり参考にならないかもしれませんが)、今後就職活動でがんばって
ゆかれるみなさまへメッセージをお送りしたいと思います。何らかの参考になれ
ばとても幸いです。
私は今33歳ですが、
でした。その時期に自分にあったことと、まだ若輩ではありますが今まで人生
生きてきて私が今思うことをみなさんにお伝えしてみます。『著名企業への就職
争いの熾烈さ』は現在とは全く異なる就職活動時代の話ですが・・
私は、「東京では上位で1学年1学部の人数も少ない国立大学の出身」であった
ので、内定自体はそれほど苦労をすることもなく大手企業数社より頂くことがで
きました。バブル時代の売り手市場では、終焉期とはいえそんなことが可能だっ
たのです。
しかし、当時自分が第1志望としていたM社は「1次面接落ち」となってしまい
ました。その企業に最終合格した人間は、当時は大変なステイタスを得るもので
した。しかし現在では、その企業は変わらず著名企業ではありますが、就職希望
企業として当時のステイタスの何分の1も維持できてはおりません。業種的にも、
10年以上経つと花形企業の移り変わりは想像もつかないものです。
面接はうまくいったと思いました。じっくりと相手の話を聞き、質問に対して
整理をして簡潔に、しかも熱意を込めて答え、『志望動機』等も、「事前勉強し
た業界動向」をひけらかしにならない程度に織り込みながら、その会社の可能性
や仕事の遣り甲斐、自分自身の自立した意志の強さと生産性、等を伝えることが
できた・・と思っておりました。
しかし、結果は「待てど暮らせど2次面接の予定を知らせる電話はなし」でし
た。最後は自分から会社人事部に問い合わせて2次面接のことを聞きましたが、
「既にもう始まっている」との返答であり、「連絡が無かった者は落選済み」と
いう事実を簡単に推測させられることになりました。
その企業は「落選者通知の有無」さえも学生に知らせないまま、選考をどんど
ん前に進めるような企業でした。今の時代でも、多すぎる志望者をさばくにはど
の企業もそうなのかもしれませんが、「志望してくれたのに採れない方々に対す
る対応」等でも企業の『お客様に対する考え方の徹底のほど』が伺われますね。
「自社を志望してくれる学生の方々」も大切なお客様です。もし丁重に対応がで
きなければ、『その企業の負の噂をその後普及させるお客様』となってしまいま
すから。
【ポイント1】
『落選してしまったときの対応』や、『合格者のみへ次段階面談の通知という
ようなルールの事前徹底』等がしっかりした企業が【お客様を見ている企業】と
いえます。尊大な態度の企業は慢心で弱まってゆく可能性も高いかもしれません。
資金力で現在良い商品やサービスを提供している企業でも、そのような末端部
分までお客様を大切にする精神が徹底しているか否かは結局『トップ層の意識レ
ベル』の問題です。
学生側で「入れてください。入れてもらう」という姿勢では、そのような『本
質の現れる部分まで徹底できている本当に良い企業か否か』の判断はできません。
就職(雇用契約)は、法人と個人という1対1の法主体の契約なのです。しっかり
と企業の本質を見てください。
話を戻し、自分がその落選面談で仮に下手を言ったとすれば、「大学時代に何
をして遊びましたか?」という質問に対して、正直に「自分は音楽が好きで、良
くクラブに遊びに行きます」というコメントをしたことでしょうか。
実際自分は今でもそうですが、音楽好き・クラブ好きには至極普通のことです。
クラブにも「ナンパ目的でなく音楽目的で行く人間」もいますよね。しかし、
ちょっと面接官の顔が引きつっていたので、その話で私は面接官に「チャラ男の
象徴、TPOの判断力なし」と解釈されたかもしれません。バブル時代だったし、
それまでの雰囲気の流れ的にも大丈夫だろうと思ったのですが・・。
【ポイント2】
面接官に「バリバリのサラリーマン」が登場してきて、それでも「どうしても
その企業に入って中が覗いてみたい」と思ったら、私のように自分の本当に好き
なこと等を正直には話さない方が良いかもしれません。【体力】や【滅私奉公】
や【忠誠の精神(上司や先輩後輩関係に波風を立てない)】を象徴するようなエ
ピソードを作ってでも述べてみてください(但し、エイベックスやリクルートや
電通は別なので、あくまで企業の性質によって使い分けてください。「普通の堅
い企業」に対しての話です)。
「バリバリのサラリーマンか否かの判断基準」は、面接官が『自分は?の社員
だ』という目をしているか否かです。そのような人間は、その肩書形容詞がなけ
ればタダの人です。そんな人間が面接官に出てくるなら、その採用チームのトッ
プの目は知れています。そういう人間に限って先輩や上司に対する立ち回りは
極めてうまいものです。
とはいえ、まずは経験を積むために『無事入社すること』です。そのためには
手段を選ばないでください。頭の良い人は演じてください。ただ、面接の達人を
記憶してしゃべる人間など百万人も会ってきているので、「ハイ次」とすぐ言い
たくなるのが人間です。履歴書も面接も、『周りと全く同じな人間』など本当に
つまらないだけです。
【忠誠の範囲を出ないで(これは重要)】で、的を得て簡潔に自分を表現して
ください。「聞いてもいないことを勝手に暗唱する人間」など、全く仕事はでき
そうもないということは瞬時に判断されます。
逆に「フリーで話してください」と言われたときは、【 結論(質問に完全に
対応した答えであること)→ 理由 → 具体例 】というふうに『ビジネス界の
報告手法』で話してみるとか。しかし、整理された順序のコメントでも、その中
には【人を説得できるだけの情熱と説得力】が含まれていなくてはなりません。
人を動かせなければビジネスはできないし、人を動かすことができるのは『情熱
と論理性』ですから。
私は自分の当事の就職活動のとき、「自分の思いは率直に表現しよう」と考え
ていました。「裏がありそうで作っていそうな人間」など、ビジネスの世界で信
頼されるはずもないと思っていたからです。「信頼できない人間」は社外でも社
内でも良い結果など出せるはずはありません。そう思って、「自分は嘘をつかず
に、お客様のことを最初に考えて動こうと考える人間である」という点を伝えよ
うと思っていました。
しかし、就職活動のときはやはり【相手によって】使い分けてください。「裏
表でうまく生きているようなリーマン」が出てきたら、その人の好みそうなコメ
ントを述べてください。まずは『入社』しなければならないのですから、そのと
きを演じきれば良いのです。
面接は【顧客満足】です。【相手(面接官)の気持ちを汲み取れる人間】が勝
ちます。その意味では、私も状況判断ができずアホでした。「正直に自分を表現
してよい人」に対しては、しっかりと自分の誠実な人間性を話せばよいのです。
戻して、【人間には多様な価値観があることを認識している。面白い価値観を
示す人の話をじっくり聞いて、何とか自社に入社させ、その人間が多大な価値を
生み出せる人間ならば、入社後に自分の魅力で辞めないようにフォローを続けて
つなぎとめる。そんなことを感じられるような人がしばらくの間定着しているよ
うな企業】なら、ちょっと入ってみる価値があるかもしれません。
自分の経験上は、大体「そのような魅力ある人」は力と人脈を作って精鋭集団
へと出て行ってしまうものですが・・。私が今まで何社か経験した上場企業では、
そんな魅力を持った人には数人しか出会えませんでした。
閑話休題
第1志望の企業に1次面接落ちした後は自分も落ち込みました。しかし一瞬で
頭を切り替え、残っている企業の中でベストの選択を再開しました。くよくよし
ても何も始まらないからです。そして今となっては、『そのとき落選して結果的
に行った企業』での経験がその後の自分の人生の中で大きく役立つことになって
います。
【ポイント3】
結局どの道を進んだとしても、多?くの経験ができることでしょう。最高の経
験も苦い経験も。例えば就職活動中に意中の企業で落選しても、その経験が【自
分が強くなるためのエネルギーそのもの】です。気持ちを切り替えるメンタルト
レーニングの機会であり、それを経験せずにたまたまうまくいった人間よりも遥
かに強くなることでしょう。
【打たれなければ、強くも優しくもなれません】。うまくばかりいった人間は、
いつかその慢心を「社会の法則」に叩き潰されることになります。
【挫折】など、自分でそう納得しない限りは人生の中にはありません。起こっ
てしまった事実を受け入れ、【次なる最善の道】を深く考えて探してゆくだけで
す。起こってしまった事実は【自己責任】で受け止める、それだけの心の強さと
ゆとりを忘れないでください。
その後は、【開かれてゆく道の中で誰よりも(自分のできる最大の)努力をし
て】、たまたまうまくいった人間よりも、異なる道で遥かに何かを『極める』こ
とです。極めるためには【継続】が不可欠ですね。結局は「誰よりもコツコツと
自分を鍛錬し続ける人間」が、傍目にはあまり分かりませんが勝つのです。
関わる人々の信頼を勝ち得てゆきます。
「就職活動での喜怒哀楽」も人生の1ページであり、後で振り返ると「今の自
分を作っている貴重な経験」となります。展開してゆく自分の人生の流れを楽し
み、自分の気持ちをコントロールして、常に『そのときできる最善』を深く考え、
そして『アクション(行動)』を止めないことです。
自信を失うと「思考」と「行動」を失います。どんな事実に遭遇しても、それを
受け入れて現状分析し、次の「思考」と「行動」を続けてゆく意志の力(魂)を
売ってしまってはいけません。それを失えば、「結果を出せる行動」を起こして
ゆけなくなってしまいます。
【途中で絶望や劣等感にさいなまれて輝きを失ってしまうこと】が一番愚かな
ことです。それは『自分に負けること』です。
「自分に負けて」途中で自暴自棄にならなければ、【自分に負けなければ】、
就職活動の最終結果はみなさんの1つの勝利です。それはその人が最善に向かっ
て思考し、行動し、継続して手にした結果なのですから。ただ、「妥協してどこ
でもいいから」と決めた企業に行くのであれば、その人が勝利の誇りを感じ得な
いことは明らかですが・・
1つダメならその次。 あくまで「考えて、調査して、行動して、求めて」く
ださい。全てが気持ちの持ち方次第です。
家系や自分自身に傷がつくことを恐れて「絶対に落ちることはできない」とい
うプレッシャーで企業面接に望んでいる人よりも、【遭遇している自分の人生の
舞台を楽しみながら、輝いて面談の場に臨んでいる人】。この厳しい就職活動環
境下では尚更そんな人は頼もしいでしょう。「度胸」と「セルフコントロール
力(これは気持ちの持ち方の知識を持っているか否かだけです)」の違いです。
いずれも言い換えれば【開き直り】です。今の自分は急には変えられないので
すから、あとは運を天に任せて、自分は『人事を尽くすのみ』です。
『くだらないしがらみ的不安』を忘れて、前日は開き直ってしっかり寝て、当
日は睡眠十分で元気を出して就職活動に臨んでください。当日の元気や期待や輝
きを失わせてしまえるのは、結局他の誰でもなく「自分(自身の気持ちの持ち方)」
だけなのですから。
最後に、
今の時代の就職活動では【ネットでのエントリー】が主流になりました。自分の
時代には影も形もなかったものです。そこでみなさん『一斉エントリー』なるも
のをかけて、「どんなことをやっているかも知らない企業」の説明会や面接に呼
ばれて行く・・との話を聞くこともあります。そんな話を聞くと、関西流の言葉
で言えば「しばきたく」なります。
みなさん、「周りがみんなやってるから乗り遅れないように」という付和雷同
はやめたらいかがです。非常に「自分の意志を持たない(そのような教育を受け
ていない)日本人らしい行動」です。他人(の集合体)に自分の人生を決めさせ
るのはやめてください。
『本当に魅力と度胸がある学生さん』は、大手の就活情報サイトなど一切使わ
ずに、Webで個別に魅力的な企業を検索して、求人しているいないに関わらず
そこに自分を売り込みに行きます。その人が本当にしっかりと『潜在力と意志と
その企業でやれること・やりたいこと』を持っているなら、賢明で受入れ余地
ある企業なら採ってくれます。
今の厳しいご時世「マニュアルを覚えて、そこから少し外れると何も話せない
人間」など、「予定人数きちんと採ること自体が使命のサラリーマン」に採用を
任せているちょっと大きい企業くらいしか採れるものではないのですから。
【幾つかのほんとに行きたいと思うような企業】に自分の集中力を集めて動いた
方が、「精神の慢性疲労状態で毎日のように本番に臨む人々」よりも必ず魅力を
出せるでしょう。
人間慢性の中ではどうしてもダレてしまうものです。人間はメリハリの動物で
す。「いろいろな非生産的会社説明会」に片っ端から参加してゆく経験の中で、
その時間の浪費の意味をそのうち悟られる方々も出てくることでしょう。例えば
インターンシップを行って、気分転換し仕事に打ち込む時間を作っている方が、
遥かに【爆発的・瞬発的エネルギーを練ること】ができるでしょう。
そして、「意中の会社がダメならとりあえずどこかに内定を決める」というく
らいであれば、就職活動からしばらく離れて、じっくりと自分自身や物事を考え
てみた方が良いと思います。インターンシップをして、実務の力をつけたり、自
分の適性を考えてみたりした方が良いでしょう。
会社で実質的な仕事をしてみれば、たとえそれが就職意中の会社とは違う業界
での仕事であっても、【自分がただ漠然と憧れている業界への職業適性】がある
のかないのかも少しずつ分かってきたりするものです。
勿論、【インターンシップから始めて企業との相性を確認した上での、辞めな
いでやってゆけるであろう就職】を決めて頂くことが最も良い・・というのは
JOYBの基本的考え方です。これはJOYBのご紹介する企業に限った話ではありませ
ん。ご自身でアプローチされた企業についてもです。
SPIと説明会と面接で安易に就職を決めてしまうから、入ってからイメージ
とのギャップが分かって苦しむことになるのです。辞めることになります。
【就職活動と並行して行うインターンシップ】も、気分のリフレッシュには非
常に良いものになるでしょう。ただしこの場合は、「自分の就職活動の予定は事
前に余裕をもってきちんと受入れ企業に伝えて予告すると共に、【自己都合で穴
を空けた勤務日の代替出勤】などは積極的に企業側に申し出なければなりません。
でなければ、「3年生就活時期の学生のインターン受入れ」に対する信用はその
企業さまより失ってしまいます。
なかなか「就活とインターンシップとの両立」は難しいことですが、でも【並
行して行うことによる自己の成長と気分転換と、インターン先で知り合う社会人
からの情報やアドバイスの効用】は少なからずあります。
非常に長くなってしまいましたが、ここまでご精読まことにありがとうござい
ました。【みなさんの悔いなき就職活動】と【人生の中の大きな経験となる時期
を前向きに進まれること】を心よりお祈り致します。
みなさん、どうかがんばってください!
そして就活などで悩んだらぜひJOYBの連中に相談してください。タダですから。
みんな精神的に強い『社員の起業したい率ほぼ100%』の会社です。
必ずみなさんを勇気づけられると思います。