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日本の社会や教育を変えるには

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┃ コラム 「日本の社会や教育を変えるには」
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┃                    代表取締役 藤井 徳樹  2003/7/3
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最近、「趣味は何ですか?」と聞かれると、本当は「趣味=仕事(興
味のあることを仕事にしている)」なのですが、「仕事」と答えるの
もどうかと思うので、「子育て」と答えるようにしています。

以前、「宇多田ヒカルのつくり方」という本を読みました。

内容の大部分は、

筆者がどれだけ鋭い視点でものを見ているかといっ
たものが自慢めいて書かれていて非常に疲れるものでしたが(当メル
マガもそのように思われているかも知れませんね・・・)、最後のあ
たりで「親バカとバカ親の違い」について書かれていました。

簡単に説明すると、「親バカは子供のやりたいようにやらせ、それに
対しての支援を惜しみなく行う親のことで、バカ親とは自分が良いと
思ったことを子供に押し付ける親のこと」と説明されていたような気
がします。

最近では、「子供が海外に出たいと言った時に、危ないのを承知でそ
れに対しての支援を全面的に行う」ことなどが「親バカ」で、「良い
学校に(子供のためと思って)入れるために勉強させる」ことなどが
「バカ親」に当てはまるのではないかと思います。

このように表現されると、どちらかというと自分は「親バカ」になり
たいと思ってしまいますよね。


最近の若者は我慢ができず、言うことも聞かず何を考えているかよく
分からない・・・。
よく、年配の方から耳にする言葉です。

昔から若者批判は多く、私自身も「インターンシップ事業」など教育
により若者を変えたいという思いで会社を設立しました。

昔の方のように、「苦しいことに立ち向かい、人の言うことをよく聞
き、真面目に努力する」ことが良いことだと思ってきました。(現在
も基本的にはそう思っています。)しかしながら、そうした考えを持
つ年配の方々の多くはリストラで悩んでいます。

そう考えると、そうした生き方、考え方について疑問を感じさせます。

今でも昔のように、小さい頃から聞き分けがよく、人との関係づくり
もうまく、そこそこ向上心(ついでに学歴)が高ければ、社会からは
評価され可愛がられます。おそらく、新卒での入社までは順調に進む
でしょう。

しかし、今のビジネス社会が求めているのは「個性があり、創造性豊
かな人材」です。そうした時に、新卒入社までは何一つ苦労せずに進
んできた方も数年後には(もしかすると)会社に捨てられる存在にな
るかも知れないのです。

(同様に、内定を多くもらった人が仕事ができるとは限らず、何とか
内定を1社もらった人がその会社で急成長している姿をよく見かけま
す。個性的で、なかなか自分を認めてもらえない方でも認めてくれる
会社に出会うとそこで本来の自分の能力を発揮するというケースです。
入社することを目的として自分を隠すよりは、入社後活躍することを
目的として自分をありのままに出し切った方が良いことが分かります
よね。)そう考えると、今の若者の感性や個人主義は悪いものではな
く、むしろ大切にしていかなければならないと考えます。

世間受けのよい人よりも、逆に生意気で多少クセがあり、頑固で聞き
分けの悪かった人のほうが、社会に出てから大きく力を発揮する可能
性を十分に秘めているような気がするのです。

誰しも個性を持って生まれてきていますが、年を追うごとにどんどん
失われていくようです。それは今までの日本の社会が個性を押しつぶ
しているからです。

言い換えるとそうした個性を受け入れるだけの包容力を持った大人
(両親、学校の先生、上司など)が少なく、自分の求める理想像を押
し付けてしまうのです。


私の長女が先日、部屋の壁に落書きをしました。
これを叱るか推進するかで、この子の創造力が無限大に広がるか、紙
一枚に収まってしまうかに分かれてしまうと感じました。

創造性喪失という点ではチャイルドシートもどうかと思います。自分
たちが小さかった頃は車から見える景色が楽しく、また後ろの車のド
ライバーに手を振ったりと楽しんでいましたが、今ではそのような光
景はほとんど見られません。

親バカを目指す私としては、壁の落書きは推進し、(子供が景色を後
ろ窓から見るのが楽しいようなので)チャイルドシートも着用させな
いでいるのですが、特に子供の小さい頃の教育の仕方で人は大きく成
長する可能性が広がるかどうかが変わってくることを実感します。

その成果は学業中心の10代?20代前半の時期ではなく、仕事を始
めてから顕著に結果として出てくるような気がします。


結局、教育は小さい頃の時期が大事で、原点は家庭にあると考えます。

ただ、今の日本は特に父親が仕事に追われ自分のことで精一杯で帰り
も遅く、同じく子育てで追われ余裕のない母親のフォローもできない
ため、子供の教育(愛情を注ぐこと)が疎かになって(学校に頼って)
いるようです。

海外では、ビジネスマンは朝早く出社し、夕方すぎには仕事を終えて
家庭生活を毎日エンジョイしていると聞きます。

弊社も日本の社会を変えるべく、先月より早朝出社、早期帰社を始め
ることにしました。もともと平均出社時間は7時台でしたが、6:3
0に出社時間を変えました。


また一つ、社会を変える手ごたえを感じています。

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2003年7月 3日 08:01に投稿されたエントリのページです。

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