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┃ コラム 「リフレッシュ」
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┃ 繁延 恵子 2003/9/25
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会社を辞めた友人と会う機会があり、少し話をしました。
早期退職する理由として大学合格、就職決定という大目標が達成
されたのち、新しい目標を探すことができないこと、あるいは新
しい環境で自分に合った役割を与えられず失望してしまうケース
もあると聞きます。
研修が明け、新しい職場に配属されて1ケ月を過ぎた頃、慣れない
環境に対応できず、体調を崩す人が多いそうです。何かの本に調
査結果が載っていましたが、
ことがかなり多いようです。厳しい就職活動を乗り越えて、せっ
かく勝ち取った就職先をほんの 3ヶ月足らずで辞めてしまうなんて、
もったいないと思ってしまいます。
とは言っても、人によって事情はさまざまです。当の本人でない
と、そうなってしまった心情はわかりません。実際、私も社会人
になって、日々の雑用に追われているばかりで、まったく余裕が
なく大変な思いもしました。
そんなとき、どうすればいいのかアドバイスを先輩からもらいま
した。
「迷っているときは環境を変える。旅に出るとか。これに限るね。」
なるほど、そういえば、私も社会人になってからは仕事のことし
か考えていなかったこともあってマンネリ化した生活になってい
ました。とはいっても、日をまたぐような遠出はできそうもあり
ません(ここで諦めて、悪化する人もいるそうです)。ならばと、
引っ越すことを計画しました。思い立ったその月には実行してし
まいました。生活環境を全てリセットすることでこれまでのツラ
イことや、たまった疲れがどんどん消えていく気がします。
そして一人になってじっくり考えれば日ごろの不満は自分の勝手
な思い込みと、目標設定の甘さが原因かもしれないと分かってき
ました。効果はてきめんです。また、リフレッシュするにはドラ
イブやツーリングを楽しんだり日帰りの小旅行も良いとよく聞き
ます。
ストレスの多い世知辛い日常で心の病は恐らくほとんどの人々が
抱えていると思います。私の場合は先輩の一言が助けとなりまし
た。皆さんにも助言してくれる友人や家族、心強い同僚や先輩が
いるはずです。自分の殻に閉じこもっているだけでは、問題は解
決しません。ストレス解消をこころがけ、取れるときには十分に
休息をとり、悩んだ時、落ち込んだ時には、外に出てみることを
オススメします。
『年に数度思う事』
松島 光彦
月も終わり、急に涼しくなってきました。
この時期になると僕はパブロフの犬の様に「鍋の季節だな」と
うきうきしながら考える様になります。
鰤と大根のみそ鍋
特製鶏団子の醤油鍋
牡蠣と白菜のチゲ鍋
キャベツ丸々のミルクポトフ
鰯のつみれの入った寄せ鍋
などなど
僕が過去に作った物で、好評だった鍋達です。
(レシピが欲しい人は言ってください。笑)
外に出ると寒いけれど、大きな土鍋をみんなで囲んで舌鼓を打
ちつつ、お酒を飲みつつ過ごすというのは非常に贅沢で、克つ
幸せな時間です。
学生時代から年に2・3度のそういった食事会を自分の部屋で
開いていると、段々にメンバーも固定されて同じような顔ぶれ
で運営する、小さなサークルの様になってきます。
当然の事ながら親しい友人だらけになりますが、そういった関
係の中でも、大事なルールというかマナーのような物を感じる
時があります。
例えば「いつも君の家だと申し訳ないから次は僕の家でやろう」
とか「今日は私が鍋番をするから君は座ってなよ」といった具
合です。時に「片づけは任せろよ」なんて展開になったりして、
部屋の主である僕が座ったまま、全ての事が片づいたりします。
きっとこの友人らとは何年たってもつながっていけるんだろう
と感じさせる信頼関係があります。
大学を卒業してそれぞれ就職しているので、普段そんなに頻繁
に会あえる訳じゃないですし、そんな鍋会の時でも一緒にいる
のは2時間から3時間とそう長い時間ではありません。
それでも何というか「仲間なんだなぁ」というか「信頼できる
なぁ」なんて安心感があります。
最近十代の学生対象のアンケートで「友人の数は?」という質
問に対し「携帯のメモリーの数が友人の数」と答えた学生がい
たそうです。新しい人と出会って新しい登録をする時には、誰
かのデータを消去してそこに書き込むんだそうです。だから、
「友人の数=携帯のメモリーの数」なんだそうです。
その話を聞いたときに、僕はなぜか季節毎に開催している自分
の部屋での食事会を思い出しました。
開催毎に来てくれる人は大した人数ではありません。
普段特別にmailをしているとか、関係を保つために何かしてい
るといった事もありません。
でも、会ったときはうち解けて話ができるし、逆に一年ぶりに
連絡するなんて事もあります。
でも、お互いの関係にヒビは入りません。
連絡が来るのは「結婚した」とか「子供が生れた」とかそんな
時だけです。(結婚するから式で祝辞を読んでくれなんて電話
が10年ぶりにかかってきた事もありました。)
そんなときはよけいに強く信頼感を感じます。
人間関係に決まった形は無いのだろうとは思います。
でも、10年単位でつきあえる、こういう関係を作れた事は、
僕にとっては大きな自信であり自慢でもあります。
携帯のメモリーを基準として友人かそうじゃないかを決めるの
も、悪いとは言いませんし、逆に僕の様に感覚の部分で友人だ
とかそうじゃないかを決めるのも正しいとは言いません。
ただ「データを消去したら終わりです」の様な関係は、ちょっ
と寂しいなと思います。
水溜りに携帯を落としたら、なくなってしまう友人関係なんて
ちょっとつまんないなってそう思います。
皆さんは、どんな友人関係を持っていますか?
どんな友人がいますか?
僕は「何年も会っていないけど、気持ちのいい奴が何人もいる
よ」と答えます。
皆さんはどう答えますか?