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┃ コラム 「春夏秋冬?秋?と仕事と恋愛と」
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┃ 清水 有高 2003/10/9
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このコラムを書いているときの東京の最高気温は19度でした。
あの残暑の厳しさから一転。いきなり駆け足で秋がやってきた感じで
す。この季節の金木犀は良い香りがしますね。
皆さんは秋というとどんなイメージがありますか。
ちなみに、秋の雨を表現した単語には『長雨、仲秋無月、月の雫、
秋時雨、小夜時雨』などがあります。他に、秋を連想させる単語は
『夜長月、雪月花、新涼』などがあります。どれもどことなくはかな
いイメージを連想させるものです。
この前、新古今和歌集をパラパラめくっているとこんな歌がありま
した。
わが恋は庭のむら萩うらがれて人をも身をも秋の夕暮れ 「新古今和
歌集」慈円 マメ知識なのですが、私の産まれの京都では、こんな季
節を『末枯?うらがれ』と表現して、木々が紅葉し、枯れていく愁寂
の季節を歌っていたらしいです。
なかなか、こんな風情のある恋をした覚えはありませんが、、、
(私の場合は、春をすっ飛ばしていきなり夏になり、それが終わると
今度は秋を飛ばして真冬になるので、秋の風情は楽しめませぬ)末枯
は冬隣といい寒くなる季節です。恋に身を焦がしておれば寒さにも負
けないでしょうが、働き通しだとそれからも少し疎遠になります。
恋愛に限らず、仕事もマンネリが一番の敵です。
春から仕事を始める新入社員の人達は、秋頃になると、最初の頃の
研修も終わり、現場である程度経験を積んだ頃でしょう。4年生であ
れば就活が終わっているかもしれません。逆に3年生であればこれか
ら就職活動かもしれません。
春に出会い、夏に盛り上がり、秋を迎えた恋は少しマンネリ気味に
なっていませんか?あなたがそう感じていなくても、相手が感じてい
るかもしれません。
同じように、一通り仕事に慣れたと感じてしまっていると気が抜け
て、上司からひそかに睨まれているかもしれません。
学生さんであれば、就活が終わってから(或いはこれから始める人
でも)いつまでも学生気分でいると社会人になってから苦労します。
秋はまた、『読書の秋』『芸術の秋』とも言われます。これは、気
候が過ごしやすいため、考え事をしたりするのに向いている季節だか
らです。春から続けていることは、暑い夏を終え、すごしやすい秋に
もう一度自分を見つめなおし、冬をどう乗り切り、新しい春からスター
トをするのか考えるのにはちょうど良い季節です。
ビジネスの世界は日進月歩です。ITに至っては秒進分歩とまで言
われています。新人が慣れかけている仕事はすぐに古い方法論に変わ
っていきます。恋愛はもっと大変かもしれませんね。常に向上し続け
ないと、相手にあきられてしまうかもしれません。あまり片方が変わ
りすぎたり、成長しすぎたりするとそれが別れの原因になるかもしれ
ませんが……(そういう場合は、更に上のステージを求めて転職活動
をしてください。) 私も寒い冬、そして、その次にやってくる春を
新しくスタート切るために、この秋に少し新しいことを始めました。
それは歴史の勉強と、箱根旅行の計画です。今まで知らなかった知識
の吸収や、今まで知らなかった場所に行くことだけで人はマンネリを
打破するきっかけを見つけ、成長することが出来ると思います。
皆さんも就職活動を終えたなら来年に備えてその業界のことをもっ
と勉強してみるといいかもしれません。新しい資格や勉強に挑戦する
のもいいですね。まだ終わっていない人は違う業界を研究してみると
新しい発見があるかもしれません。過酷なようですが、変化成長し続
けなければ、ビジネス社会ではリストラの憂き目にあい、クリスマス
は一人寂しくすごすことになってしまいます。
私も社会人をやって3年目ですが、3年目ともなると回りの人たち
の『顔つき』が変わってきます。常に自分を成長させようと努力をし
てきた人達と、3年間をただ時間の流れに流されるまま過ごしてきた
人たちとでは男性も女性も明らかに顔つきが変わってくるのです。仕
事だけに限らず、常に成長してきた人たちの顔には花があります。久
しぶりに同窓会などで友人達と再会すると、その明暗がくっきりと分
かれます。
『人民の、人民による、人民のための政治?』で有名なリンカーン
大統領にこんな逸話があります。リンカーンの大統領時代、当時の重
役から次に部下として採用してはどうかと提案されていた40歳くら
いの男性を面接したそうです。今風に言えば採用面接です。
彼は面接後、その男性を『不採用』にしたそうです。重役がその理
由について聞くと、彼はこう答えたそうです。『顔が良くない』とリ
ンカーンは言いました。それを聞いた重役は、大統領たるものが顔だ
けで採用不採用を決めるとは何事だと言われました。そのとき、リン
カーンはこう答えたのです。
『人間は人生どう過ごしてきたかが顔に表れるものだ。まして、一
人前の社会人であれば、自分の顔には責任を持たなければならない』
つまり、自分がどう人生を過ごしてきたかが顔にあらわれるから、良
い人相をするように生きなければならないと言うわけなのです。
ジョイブで仕事をしていると、年間何百人という学生と、何百人と
いう経営者の人々にお会いします。そんな中で、伸びている人と言う
のはやはり『いい顔』をしています。いい顔をしている学生さんを、
いい経営者に紹介すると面接が合格する可能性も非常に高くなります。
就職活動というと、どうしても学生時代のある一定期間だけを想像し
がちですがそうではありません。今までの人生、そしてこれからどん
な人生を歩こうかという気合と覚悟がモノをいいます。
この過ごしやすい秋を、『冬の前の儚い秋』にしてしまうのか『来
春のための変化成長の秋』にして自分を磨くかはあなた次第です。私
ももっと頑張って行きたいと思います。
『就職活動における心構え』
難波 絵美
10月に入り、すっかり気温もさがり、肌寒い季節がやってきました。
そろそろ大学3年生の方々は、就職活動に備えて、自己分析や、エント
リーシート添削や、SPIテスト勉強、OB(OG)訪問など、人そ
れぞれのやり方で行動を起こしていらっしゃるのかもしれませんね。
今回は、就職活動を始める前の少し息抜き程度に、日本経済新聞社
から発行されている『キャリアカウンセリング』(金井壽宏:編著)
を参考にしつつ『就職活動における心構え』をお伝えしたいと思いま
す。また、大学3年生以外の方でも、仕事を探していらっしゃる方全て
に共通する事かもしれません。
『キャリアはマラソン』長い人生の中で、ある時期非常に頑張って
いたという仕事意欲(モチベーション)の話で言えば、短距離走者で
いいけれど、キャリアとなると、人生と変わらないくらい長い、マラ
ソンのような世界です。
皆様には、就職活動を始める(或いは、仕事を探される)前に、是
非とも広い視野を持つ余裕を持って、企業探しをして欲しいと思いま
す。学生に最も知られている某リク○ートのサイトにしても、企業数
は6000社ほどです。つまり、日本全体での企業数(200万社以上)から
見れば、WEB上に掲載されている企業は、全体のほんの0.3%に
すぎません。
長い時間幅で、自分の仕事上の歩みを自分なりに構想し計画を立て
て行く事を一般に『キャリアデザイン』と言います。しかし、私はキ
ャリアデザインと言われるのはあくまで言葉のあやにすぎず、むしろ
大切なのは、大きな方向感覚さえしっかりと掴んでいれば、後は流れ
に自然に身を任せる事がいいこともあると思います。
ただし、偶然に身を任せるにしても、大事な事はきちんと頭に入れ
ておくほうが良いでしょう。
?大きな方向感覚や自分を貫くものを持つ事
?流されてもいいけれど、節目だけはしっかりとデザインしてお
く事自分を貫くものもなく、節目もデザイン感覚もなければ、
きっと人は自分『らしさ』を失ってしまうから。そして、最後に
?自分が働いている組織がそれなりに気に入っているのなら、組
織の理念や価値を自分がキャリアを歩む上で拠り所とするもの
が、共振するほうがいい。
選択肢が豊富にある『恵まれている日本』の中で、新卒入社をする人、
独立する人、転職する人、ずっと同じ会社に居続ける人も、偶然に漠
然とそうするのではなく、自分がそこに居ることを選び取ったという
気持ちを持って欲しいと思います。
何が自分にでき、得意な事は何で、何をやりたくて、誰に喜ばれたく
て、どんな人達と一緒に仕事がしたいのか?そして、何を目指し、自
分の夢は何なのか?という単純で難しい事を改めて、仕事探しをする
前に考えて見るのもいいかもしれないな、と思います。
重複するようですが、日本は本当に恵まれています。世界には、仕事
をしたくてもできない人達がたくさんいます。仕事がなければ、その
国に活気も起こりません。日本を中心として世界はまわっていないし、
自分を中心に社会もまわっていません。
以前、マザーテレサの本を読み、心に残った言葉がありました。
『やさしさの反対は無関心』
目の前にある就職活動だけを思って、焦らなくていいと思います。新
聞や本や、お年寄りの意見など、自分のすぐ身の回りにあるもの以外
にもしっかりと耳を傾けて、関心を持つようにしてみてください。広
い視野を持ち、自分の核となるものさえ分かっていれば、あとは、縁
を信じたり、覚悟したりして物事をいい方向に持って行く事は簡単で
す。自分の意見を持つ事。実際に企業で働くのは、親でも、友人でも、
恋人でも教授でもなく、自分です。
多くの日本の学生は金銭的に恵まれている事に、親にお世話になって
います。(私もそうでした。)それは、当たり前の事でなく、本当に
幸せなことです。同じことを自分がいつの日か子供にする日が来るで
しょう。幸せな家庭を築くのならば、経済的自立は、必須のものであ
り、社会とも関わり続けます。そう考えると、仕事選びは、それほど
真剣なものになるのではないでしょうか。
そして、真剣に仕事を選びたいのなら、インターンでもアルバイトで
もどんな仕事でも真剣にすればいいだけの話です。1人でも多くの方が、
就職活動によって、自分を成長させる事ができたという声を聞きたい
です。ジョイブの社員として、私もこの時期、みなさんと一緒に頑張
っていきたいです。