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個性を発揮するために

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┃ コラム 「最後の最後に捨てないもの」
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┃                      代表取締役社長  藤井 徳樹 2004/1/15
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先日、高校サッカーで国見高校が6度目の全国制覇を果たしました。

高校のチームながら凡ミスはほとんどなく、プロよりもうまいので
はと思ったりもします。(実際はそうでは全くないのですが。)

またあれだけ活躍した平山選手も

「練習がきつく3年続くか不安だ
った」とコメントしたのには国見高校恐るべしと思いました。

以前、高校野球のPL学園も阪神タイガースより強いのではと(冗
談ながら)言われた時期がありました。

国見高校といえばサッカー部は「丸坊主」の学校です。高校野球も
「丸坊主」ですがここに強さの秘密が隠されているのではと思いま
す。

なぜ「丸坊主」にするのか?それはチームに対する個々の「忠誠心」
を表し、皆が同じことをすることでチームの「団結力」を高めるこ
とを意味しているのだと思います。

よく最近「個性」ということを耳にします。「個性」を発揮しない
と今の時代は生きていけないと言われています。

果たしてそうなのでしょうか?

昨年250万部売れた「バカの壁(養老孟司氏著)」にも「個性」
について書かれた章があります。

「文明は個々の共通項(言語など)を増やしていくことで栄えてき
たのだから『個性を伸ばす』という考え方はそもそも文明の繁栄に
逆行する考え方だ」というようなことが書かれていました。また、
「強いて個性を述べるとすれば日本人大リーガーの活躍に代表され
る『肉体的な』ものでしか考えられないのではないか」とも書かれ
ていました。

「個性」よりも「組織力」を活かした方が良いということなのでし
ょうか。確かにそれでも個々の適性のようなものはあるように思え
ます。

ただ、特に若者を中心に「個性」という意味を履き違えていて、
「思ったことを好き勝手する」と解釈されているようです。

例外としてイチローや野茂の投球方法や打撃方法は特徴的ですが、
あれだけ努力し能力を開花させた人だけは好きなようにやって良い
ようです。それでも2人も仰木監督が指導者だったからここまで伸
びたのですがもしかすると「良き指導者」であればどんな人でも成
長させられるのではないかとも思えます。

現実にそれほどの「良き指導者」はまわりには少ないし、イチロー
・野茂クラス以外のほとんどの「凡人」にとっては何でも順番を間
違えると大抵はうまくいきません。

昔から「守・破・離(シュ・ハ・リ)」という言葉があります。

「守」同じようにやってみる
「破」応用し違ったことも考えてみる
「離」違ったことを取り組んでみる

まずは成功している人のマネをすることから始めるのが良いようで
す。

あとは大企業を代表として、良き指導者がいない組織に入ると「守」
から「破」や「離」に移るためのサポートがうまく行われていない
ため、今後「指導者」を育成していくことが大切になります。(大
企業就職をする場合にはここがリスクとなります。上司が自分の成
長のすべてを担っており、良き上司に恵まれる確率は20%程度で
はないでしょうか。)

同じく、良き指導者がいてもそれを素直に聞いて行動できる「組織
人」がやはり必要です。特に良き指導者がいる組織では「個性」は
最初から必要ないし、「忠実な組織人」が集まらないと「良き指導
者」が生まれないような気がします。

素直な気持ちと忠誠心があれば、「個性」は「良き指導者」が引き
出してくれるのです。

現代は「良き指導者」と「忠実な組織人」が不足しています。

そして「良き指導者」と「忠実な組織人」がうまくマッチしてい
るのが国見高校であり、甲子園出場校であるような気がします。


『欲望の限界』

清水有高

営業をしていて、色んな人たちと会う。ジョイブの仕事は基本的
に経営者がお客さんになる事が多いので、営業をしていても経営者
の方々にお会いする事が非常に多い。十人十色と言われるように、
経営者にも色んな人たちがいる。

 そんな中で、お金持ちの経営者もいる。(経営者・社長はお金持
ちが殆どと言うイメージがあるが、実際はそうでもない。資金繰り
などで頑張っていて、一番貧乏だったりもする)お金持ちの社長と
話をしていて、とても面白い場合と、つまらない場合があります。

 それはその社長の生き方が『攻め』に回っているのか『守り』に
入っているのかという違いです。

 ある程度成功してきて、お金も手に入ってくると、色んなものが
手に入るようになる。大きな家、かっこいい車など、今まで手に入
れられなかった物が手に入るようになる。無論、そこまで行くのに
は常人以上の努力をした結果だから十分凄いと思う。

けど、それでも、守りに入ってしまっている人は面白くない。話
をしていても特にワクワクドキドキも感じない。お金があるだけに
なってしまう。お金があるだけ、といっても、年収で数千万円レベ
ルなので、十分と言えば十分だ。

 その反面、成功をしていても更なる大成功を目指している人もい
る。そういう人たちは話をしていて非常に面白い。人間的にも魅力
があるし、会社としても勢いを感じる。上場企業の創業者や、一代
で数十億や数百億の企業を作り上げた人にそんなタイプが多い。

 では、その二つのタイプの違いは何なのだろう。。。正月の間そ
れを考えていたのですが、仕事に対するモチベーションの源が『欲
望』なのか『使命感』なのかの違いだという事に気が付きました。

 欲望で仕事をしていると、ある程度の成功で満足をしてしまいま
す。大きな家、車、衣服、その他の様々な物欲が満たされた段階で
人間はそれを守るための行動に出てしまう。

 しかし、何が何でもこのサービスや製品を世の中に広げたい、そ
れによって世の中を浴していきたいという使命感を持った人はそん
な物欲が満たされたとしても、使命感に突き動かされて動いていき
ます。ソニーを創業した井深さん・盛田さんや松下を創業した松下
幸之助さんなども使命感で仕事をしていた人だったといいます。

 私も大きな仕事をしていきたいと願っています。しかし、そうな
った時に、個人の欲望を原動力にして動いていると、自分自身がそ
の願望の一番の抵抗勢力になってしまう。

 そうならないようにするためには、個人の欲望から、使命感へと
自分自身のモチベーションの源をシフトしていかなければならない
・・・そう感じたお正月でした。

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2004年1月15日 15:37に投稿されたエントリのページです。

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