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┃ コラム 「出る杭になる前に」
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┃ 中津川 夏樹 2004/2/20
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社会に出て「出る杭になれ」とよく言われますが、「出る杭」にな
る人はいったいどんな奴なのか?って考えたことはありませんか?
いまいち僕は、「出る杭になれ」ということは何になることなのか
わかりません。
「出る杭」というくらいだから、人に流されず、自分自身の意見を
しっかり言える人であったり、なんか扱いにくそうな人であったり
といろいろ想像するのですが・・
でもはっきりいって「出る杭になる」ということがどんな定義であ
ったとしても、何もできていない人が扱いにくい、自分の意見ばか
り主張されてもこれまたしんどい話ではないかと僕は思います。
そのような人は単なる、「出る杭」あらため、「出るだけの杭」と
言ってもいいのではないかと・・たぶん・・
みなさんはどう思われますか??「出る杭」のような人ってどんな
人なんですかね。でも、「出るだけの杭」にはなりたくないな?と
思いつつ、思いあたる節がいくつかある自分に反省です。
『仕事と顔』
岡野 吾朗
先日、一年前の写真が出てきました。大学卒業前の写真です。自分
で言うのもなんですが、優しいかわいい目をしています。あどけな
さたっぷりの表情です。今の自分の写真を見ると、一年前の自分が
嘘のようです。今の自分は、驚くほど鋭い目つきになっています。
もともとホリが深いせいもあるでしょうが、その別人のような変わ
りようにはびっくりするばかりです。自意識が過剰なのではありま
せん。誰に見てもらってもみんながびっくりします。先週久しぶり
に会った友達も、別人のようだと言っていました。
自分の目つきを変えたものが何なのか。考えた末に思い当たったも
のが仕事でした。ジョイブで働かせていただくことになったのは、
今月のアタマからです。それまではゴリゴリの営業会社におりまし
た。毎日毎日、数字数字と言われて、それがエンドレスに続いてい
ました。もう毎日がやっつけ仕事です。明日や明後日ではなく、そ
の日の数字が求められました。大学を卒業して初めての会社であっ
たので比較はできませんが、それなりに厳しい環境であったのでは
ないかと思います。そんな中で自分は毎日毎日数字を追っていまし
た。やってないと怒られますし、なによりお給料がもらえません。
成績は毎日考課されましたし、ランキングになって出ておりました
。自分の存在価値は数字でアピールするしかありませんでした。
そんな環境下でしたから、ギラギラしていたでしょうし、緊張感も
あっただろうし、なにより追われている圧迫感は相当なものでした
。それらが自分の目つきを変えたのだと思います。別にそれ自体ど
うこう言うつもりはありません。ただ、仕事やその環境は人間を変
えるものだということです。それは人の内面を変え、その結果その
人の外面まで変えてしまうものなのです。心境や精神的な変化とい
うのは外見となって現れます。
良い意味でも悪い意味でも、仕事やその職場の雰囲気、社風は自分
の人間性を変え得るものです。そして結局のところ、自分の働き方
で内面も外面も変わります。「男は40になったら自分の顔に責任
を持て」とリンカーンは言ったそうですが、それは当たっていると
思います。
男女を問わず、それは結局のところ、自分がどんな仕事をしてきた
のか、それに対して責任を持てということだと思います。一日のう
ち、多くの時間を仕事に費やすものですから。みなさん、良い顔を
した大人になりましょう。そのためにも、自分にあった仕事、職場
を選ぶことはとても重要なことです。そういったことも考慮に入れ
て、就職を考えてもらえればなあと思います。