┃ コラム 「嘘つき」
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┃ 繁延 恵子 2004/8/20
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先日、ある学生さんが待ち合わせ時間に遅刻してこられました。
別の学生さんですが期限までに約束のレポートをご提出できない
ことがよくあります。
もしかして時間や期日の勘違いをされているのかなと思い、何度
か携帯電話に連絡をとったりメールで問合せたりしているのです
が、全く知らないふりでお返事もいただけないような状態になっ
たりしたこともあります。
最初はその日時で大丈夫です、また連絡をしますととおっしゃっ
ていたのにもかかわらず、結果としてできていない方を非常に残
念に思います。
学校などのお友達に対してでも同じようなことをするような方な
のでしょうか。
イソップ寓話のオオカミと羊飼いの話では、羊の世話だけで何の
変化もない日々に退屈をしている少年が、オオカミに羊が襲われ
ていると嘘をついて面白がって村人をだましていると、最後には
もう誰からも言うことを信用してもらえず羊全部をオオカミに食
い殺されてしまう、というストーリーが書かれています。
意図的に、人をだますつもりはないのに「嘘つき」になってしま
う場合もあります。約束の時間に遅れたり期日を守れないと、約
束を破られた相手にしてみれば嘘をつかれたのと同じです。
それを特別な事情があったのだから、仕方ないんです、という顔
で対応されると間違いなく信用を失います。どんなにやむをえな
い事情があったにせよ、それはご本人の都合であって相手に迷惑
をかけた事実は変わりません。同じことが続けば羊飼いの少年の
ように全く信用されない人になってしまいます。
学生だからといって甘えているといつか痛い目にあわなければな
らないと気づいていただきたいです。
できない約束はしてはならないですし、もしできなかったら、心
からお詫びをすることが大事だと思います。