┃ コラム 「インターンシップ生からのレポート」
┃………………………………………………………………………………………………
┃ 繁延 恵子 2004/10/14
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
企業様でお世話になっているインターン生には定期的に「イン
ターンシップ・レポート」を書いていただいております。
経過ご報告、目標の再設定、達成度のご確認などのためです。
最近あるインターン生からこんなレポートをいただきました。
「私にとってインターンシップでの大きな収穫は、この社長と
出会わせていただけたことです」
大学の外にある社会に憧れて、希望する業界に足を踏み入れら
れることに期待し、インターンシップを始めさせていただくも
のの、実際は専門用語が飛び交い、業務も予想以上に技術的な
ことが多く、わからないことばかりだったそうです。
一人では何もできない自分に苛立ち、悩み、スタッフの方々と
自分の技術的、精神的な差に圧倒され、正直なところスタート
時は何もかもが憂鬱でしたと聞きました。
何度もインターンシップを辞めようと考えていらっしゃった方
でしたが、最後までやり遂げられました。今では即戦力として、
社長直属のポジションで大きな期待をかけられ、会社の実績に
貢献していらっしゃいます。
最終的にそこまで成長できた理由としては、尊敬する社長の側
でインターンシップをさせていただけたからですと、ご本人は
おっしゃっています。
私もその社長様とお話させていただく機会がありますがお話か
ら感じるのは、非常に人との接点を大切にされる方だなという
ことです。
恐らく優先順位として人が一番にあるような方だと思います。
自分が大切にするのは仕事や趣味ではなく人です。家族や友人、
自分を頼ってくれる人、お世話になった人など、まず人があっ
て仕事や趣味がついてきているように思います。
その優先順位が明確だからこそ、少しばかり自分の予定が狂お
うと、残業が増えようと、全く意に介せず、人のために時間を
割くことができる。そうできる社長だったからこそ、苦悩する
インターン生のために、非常なご多忙のところでも色々なご配
慮をいただき、インターン生が大きく成長できるまでのことを
してくださったのだと思います。
単なる大学生を研修するというお付き合い程度にインターン生
を受け入れられる企業様もある中で、ここまでして下さる社長
がいらっしゃることを本当に嬉しく思いました。
インターンシップで学べることは、単純に実務レベルの技術だ
けではなく、尊敬できる経営者から教えていただけることもた
くさんあります。
ぜひ皆様にインターンシップをしていただき、人間として大き
く飛躍していただけるような機会を得ていただけましたら幸い
です。