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世の中のルールを守って生きていく

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  ┃ コラム 「世の中のルールを守って生きていく」
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  ┃                      ジョイブ株式会社 代表取締役社長 藤井 徳樹 2005/3/3
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「仕事で成功するのに一番重要なものは何なのかを
理屈っぽく説明してください。」

私が新卒で入社した会社の最終面接での最後の質問
でした。

まわりの方は、「発想力」だとか「知恵、知識」と
いった答えが多かったような気がします。

私は一言、「体力です。」と答えました。

「誰かが1日8時間働くのなら、24時間働く体力
があれば人の3倍稼ぐことができる。」と。

これが採用された要因かどうかは分かりませんが、
「こいつ、分かってんな。」とは思われたと思いま
す。

もちろん、体力さえあればよいという訳ではなく、
その上で、発想力やコミュニケーション能力も重要
になってくると思います。

しかし、学生時代からアルバイトやインターンで様
々な職場の社会人を見てきたため、最後は体力勝負
なんだな、ということを体感することができていま
した。仕事はそんなに格好よいものではないと。

社会を知るということはこういうことだと思います。

国の取り組みで、就職できない方向けに「職業訓練」
が無料で施されています。主にパソコンスキルを高
める研修が多いのですが、それよりも「体力づくり、
肉体訓練」をしたほうが就職には効果があると思い
ます。(そんなことは到底できないと思いますが。)

よく学生の方から、
「入社までにどんな準備をしておけばよいですか。」
と聞かれることが多いのですが、ほとんどの社会人
の先輩方は、「今のうちによく遊んでおけ。」と言
います。

確かにそうなのですが、私であれば、「体力をつけ
る、運動するクセづけをする。」ように言っていま
す。

就職活動でそれなりのストレスを受け、体もつらく
なる時期がくると思います。そうした時こそ運動す
ることが重要になります。

しんどく忙しいから時間がないと言ったり、休日は
寝だめをしたり、すぐに横になってしまうのですが、
運動したほうが疲れが取れます。

私も夜の23時ぐらいに帰宅した場合でも、倒れそ
うなくらいよっぽど疲れているときは走りに行きま
す。すると疲れが5分の1ぐらいになり、次の日も
ストレスを受けにくい体になっています。

こうした習慣をつけておかないと、社会人になって
体が悪循環に陥ってしまいます。

よく、大学生や若者は覇気がないなど言われる場合
がありますが、ほとんどの方が高校でスポーツを辞
め、学科の体育もほとんどなく、運動不足になって
いるからだと思います。

特に近年の仕事はメールのやりとりで進むことも多
く、便利な反面、非常に無駄な時間がかかり、言葉
を発しないためストレスもたまりやすくなっていま
す。

あと、ストレスで言うと、アルバイト先などで「こ
の人さえいなければもっと職場の雰囲気がよくなる
のに。」と思ったことがあると思います。

でもそうした方は会社の評価が高かったりします。

どういうことかというと、そうした方が職場に緊張
感をもたらさないとほとんどの人はミスが多くなり、
仕事のスピードも格段に遅くなります。仲良しグル
ープでやっていけるほど仕事で利益を出す、給料分
を稼ぐということは簡単なことではないのです。(
そういう人がいるから緊張してミスが多くなるとい
う考え方も一人前ばかりが揃う組織では正しいです。)

人を叱ったりするのも、体に緊張感を叩き込ませて
いるのです。

ジョイブは朝7:30出社ですが、これを嫌って入
社をあきらめる方もいます。では彼らは何時出社で
あればよいのでしょうか。

出社するとメールの連絡だけで1時間近く取られる
場合が多い。9時や10時に出社していては午前中
はそれだけでつぶれてしまう。

逆に会社を支えているようないわゆる「できる人た
ち」は遅くとも8時前には出社して、9時ごろには
1日の見通しを立て終えている。9時近くに駅から
事務所まで遅刻ギリギリで走っている方々とどれほ
ど気持ちに差が出ているか。

9時、10時出社を望む時点で、ほとんどの方は、
「会社(社会)に貢献したくありません。」と言っ
ているようなものです。

最近、学生の方が就職せずに起業する方も増えてい
ます。当然楽しみなことだと思います。国も支援し
ていますが、国は本当に分かっているのかなと思い
ます。

「若いうちは失敗してもやり直しがきく。」

というフレーズが先行しますが、失敗することで迷
惑をかける人もたくさんいるということをどれだけ
の政治家が分かっているのでしょうか。

どんな会社も、取引先から「お金がないから」とい
って未だに払ってもらえていない未収金があります。

こうした無責任な、自分のことしか考えない人は経
営者になってほしくない。ルールを守れない人ほど
話し合いの場を持とうとせず、また言っても仕方が
なく、結局は武力で勝負するしかなく戦争などがな
くならない原因をつくっています。(ニッポン放送
株騒動についても話し合いの場が持たれないため戦
争になりそうです。)

逆に責任感があってもストレスをためてしまう方は
つらくなり自殺して生命保険で解決しようとする。
一時期、社会問題になりました。

そういう意味では、若いうちはそこそこの会社で社
会人としてのスキル、モラル、バランス感覚を学ぶ
べきだと思います。(ただ、すでにそうした感覚を
学生時代に身につけている方はよいと思います。)

ビジネスのルール違反でいうと、学生時代でよく聞
くのが、家庭教師先をセンターから紹介してもらい、
数ヵ月後に直接契約して取り分を増やす行為。

これがどんなにいけない行為かを理解しなければな
らない。もっとも、こうしたことをすると、人生で
は必ずしっぺ返しがくることも知っておいてほしい。
その分病気になったり事故を起こしたり。

先月、弊社で講演いただいた経営者に、「子供への
教育のポイントは何か」を尋ねたところ、「世の中
にはルールがあるということを教えること」と教え
ていただきました。

このルールについてもその時期に合わせた常識・良
識をわきまえたラインを見定める必要があります。

例えば、残業代についての争議が全国的に行われる
と9割以上の企業は新規採用ができなくなると思い
ます。それで失業者が増大したら日本はどうなるか。

ルールとモラル。内部告発なども頻発していますが、
内容によって告発すべきかどうかの線引きは、個人
レベルの問題ではなく業界や社会の存続につながる
ことも多いので慎重さが要求されます。

先日、ジョイブを通じてインターンシップの企業を
紹介された学生の方がその企業経営者に直接契約を
申し出たらしいです。

その経営者は学生の方を一喝されました。

不祥事を起こす会社が増えていますが、ルール違反
を一喝してくれる、こうした本物の会社(経営者)
に出会い、成長していってほしい。

最近、本物の会社だな?と思うのはおなじみの牛丼
「吉野家」です。業界のリーダーとして並盛280
円を打ち出したときは衝撃的でした。

あの値段は、アルバイトの接客に要する歩数まで計
算してはじき出されたそうです。ですから不用意に
お茶をお代わりしてはいけません。

値段の安いお店では客側も協力が必要です。食べ放
題のお店でも、お店が損するぐらいまでは食べては
いけません。自分だけではなく誰もが得するような
行動を心がけないと社会のバランスを崩してしまい
ます。

吉野家は現在、本物の牛丼しか出さないといった戦
略を続けています。牛丼復活後、吉野家が一人勝ち
するのは目に見えています。

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2005年3月10日 19:39に投稿されたエントリのページです。

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