━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ コラム 「選ぶタイミング」
┃………………………………………………………………………………………………
┃ 大竹 舞 2005/3/10
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
どうしようかな、と迷っているうちに選ぶタイミングを逃してしまい、逃
してしまってから、急に惜しくなって後悔してしまった経験ってありませ
んか?
インターンのご紹介をしていて、本当にその場で即決し、決断後も後悔せ
ずに元気に働かれる学生の方を今まで何名か見てきました。
逆に就職活動やインターンを探している時に、自分のこだわりに固執して
しまったり、本当にそれでいいのかなと考えてしまい、行動や決断のタイ
ミングを失ってしまう方がいます。時々すごくもったいないなと感じてし
まいます。
私もどちらかというと決断までに時間がかかる方なので、迷い無く即決で
きる方を少し羨ましいと感じることがあります。
何かを選ぶということは、何かを選ばないということ。他の選択の可能性
が無くなる決断をするということは結構勇気がいると思います。それが特
に自分のキャリアに関わる大事な選択だったらなおさらです。「他にもっ
といいのがあるんじゃないか」という可能性にすがっているうちは決断を
くだすことはできません。
可能性を狭めないために、選択を先延ばしにする。選択をしない限りは可
能性がまだ残っている。でも、選ぶことでその先に違った可能性が開けて
くるのだと、ある時気づかされました。間違ったとしても引き返せばいい
じゃないかという気持ちでえいやっと飛び込んでみれば、違う世界、新し
い発見があるでしょう。間違えた、と思っても失敗から何かを学びとるこ
とができれば無駄な選択はこの世にはありません。失敗を後悔にするか経
験にするかは自分次第だと思います。
今大学3年生の方は就職活動真っ只中だと思います。でも数ある企業を見
ても、いいなと自分が思える企業って思ったより少ないと感じる方は多い
のではないでしょうか。何でもそうですが、心からいいなと思えるものは
なかなかありそうで、無いものです。(個人の差があるかもしれませんが、
私はそうです)
良さそうだな、と思ってから行動しようとすると、ほとんど一歩踏み出せ
ないままに終わってしまいます。まずは行動してみて、行動することによ
って心からいいなと思えるものがなかなか無いとまずは知ること。知って
初めて、いいなと思えるところにふと出会ったときに、「もうこんな出会
いめったにない」と確信でき、その確信が決断を後押しできるようになる
のでは、と最近感じています。
私たちは日々小さな選択から大きな選択まで、選びながら生きていきます。
今ここにいる場所は、今まで行ってきた数え切れない選択の結果です。1
つの選択が自分の人生を変えることもあるでしょう、でも自分の基になる
芯さえきちんと見失わずに持っていれば、今どんな選択をしても辿り着く
べきところに辿り着けるような気がします。
そう考えると、今目の前にある選択は長い目で見れば全て正解です。目的
までに色んな道の通り方があるだけです。就職活動中は、特に選ぶことに
深刻になりすぎて悩むこともあると思いますが、どんな選択をしてもがん
ばっていく自分、いつか幸せになる自分を信じて決断を下すタイミングを
逃さないようにしてほしいと思います。
という私も、考え込みすぎないようにしていきたいと思います。