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┃ コラム 「やりたくないことでも頑張れますか?」
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┃ ジョイブ株式会社 代表取締役社長 藤井 徳樹 2005/4/7 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「つらい時でも耐えられますか?」
「自分のやりたいことなので頑張れます!」
よくある就職面接のシーンです。一見問題なさそうな
コメントですが、「自分のやりたいことなので」が気
になります。
もちろん、誰しも「やりたいこと」「好きなこと」を
趣味のごとく仕事にしたいという願望があります。
実際は仕事では「やりたくないこと」もたくさんあっ
て、でも入社前に聞いていなかったことなので早期に
退職される方も一般的には多くいます。
でも「やりたいこと」に頑張れることは当たり前で、
「やりたくないこと」でも頑張れる人のほうが明らか
に強いですよね。
先日、弊社のNさんが先日お付き合い先の社長と飲み
に行ってそこの社長がこんなことを言っていたと話し
てくれました。
「うちの社員は自分と話をするたび『社長と話して再
度やる気が出てきました。』と言うんだけど、これ何
かおかしくない?社長と話してモチベーションが上が
るのであればそもそも仕事を何だと思っているのか。」
と。
この社長が言うように、本当は、たとえトップが尊敬
できなくても、やりがいがなくても、一度入社させて
いただいた会社だから頑張れる人、自分の力でトップ
をも変えていける人、やりがいを見出していける人が
本物だと思います。
ただ、現実はそんな人はほとんどいないから、ごまか
してモチベーションを上げ気持ちよく働いてもらうた
めに会社としては様々な取り組みを模索しています。
会社説明会をまわっている学生の方もほとんどの方が、
「この会社は自分のモチベーションを維持する魅力が
あるか」ということに重点を置いていると思います。
しかしながら、そうした人のほとんどは自分の意志で
頑張ることはできず、何かをまわりのせいにする方が
多いです。結局は、「そこまでは頑張りたくない、自
分を犠牲にしたくない」という思いが根底にあるのだ
と思います。
ほとんどの人が「誰かがやってくれるだろう」と考え、
「誰もやらないだろうから自分がやらないといけない」
とは考えない。
就職活動では急に「サークルの会長」が増え、「○○
が勉強になりました」と平気で答えています。
でも本当に学生団体を率いた方であれば、どんなにか
ほとんどの人が自分のことしか考えず、いかに無責任
であるか、という気持ちになったことと思います。
ある意味、学生団体を率いるのは、お金の悩みは別に
して会社経営よりも難しいかも知れません。だから本
当に学生団体を率いた人は高く評価しています。
面接でも自信を持って、「組織の難しさが分かりまし
た」ではなく「いかにほとんどの人が自分のことしか
考えないので、やれる人がみんなの分もやらなければ
いけないということが分かりました。」と答えたほう
が現実味があると思います。
これだけ日本の政治がダメで日本がダメになっている
のにほとんどの方が無関心です。関心があっても「何
とかしないと」とまでは思っていない。
ほとんどの人が「誰かがやってくれるだろう」と考え、
「誰もやらないだろうから自分がやらないといけない」
とは考えない。
一方、政治家になりたいと思っている人(政治家でな
いと頑張れない人)は、当選後、やがてその地位に甘
んじてしまう。(一部はそうではないと思います。)
数十年後には本気で政治(政治家)を変えていきたい
と思っていますが、政治家になりたい人は必要ない。
どんなことにでも全力を尽くすことができる人を揃え
ていきたい。
やりたいこと、やらなければならないこと???。
私もよく「やりがいがあって、やりたいことをなされ
ていてうらやましいです。」と言われます。
あまり人には話していないことなのですが自分として
は学生時代から「輸入雑貨」のお店を開くのが夢?な
んです。そのために個人輸入などもやって準備をして
いました。
ただ、大学3年の終わりごろにはその「夢(やりたい
こと)」よりも「インターンシップを広め教育を変え
ないと(日本の将来のためにやらなければならないこ
と)」のほうが強く思うようになってきました。
やりたいことは後回し(老後の楽しみ)にして、やら
なければならないことを先にやる。これは発想として、
幸せな生き方としてはズレていると感じる方も多いと
思います。
しかしながら、世界規模で考えると、発展途上国の恵
まれない人々と比べると明らかに恵まれていて、また
そうした人々を身近に感じられないがゆえに放ってお
いてよいものかと思います。
日本人の野球選手が高い年棒を捨て、夢である大リー
グに流れている風潮ですがこれも違った角度で考える
とどうかなと思います。(イチローや松井などはそれ
以上の年棒なので違います。)
高い年棒をもらい、高い税金を払い、社会(特に恵ま
れない国の人々)に還元していく。
起業した方の中には年収2千万円を捨て、やりたいこ
とをやるために年収が4百万円に下がり、それでも、
「やりたいことができるのならば食っていければそれ
でいい。」と考えている方も多い。
でも、以前の弊社清水のコラムで取り上げたように、
平和で恵まれた日本で暮らすには、年収8百万円以上
で税金類で1人平均で2百万円以上を納めないといけ
ないのです。
食っていければいい、どころか密かに養ってもらって
いることになっているのです。やりたくないことでも
頑張っている方々に。
個人だけでなく会社としても高い税金を払える(寄付
をする)ようにならないと存在意義がないと思います。
ジョイブでも年間計画で「1人あたりの納税額」とい
う欄をつくりました。これが日本の平均を下回れば黒
字で税金を納めていても国家から見ると「赤字会社」
で、存在してはいけないと思っています。
例えばドコモは通話料はやや高いですが、それ以上に
収益を上げ、他社の何倍もの税金を納め皆さんに還元
しています。おそらく他社がドコモより安くしている
通話料以上に。
(ドコモびいきではありませんが、もっとこうしたこ
とを宣伝したらいいのに、とは思います。)
本当にやりたいことができる、やりたいことだけをや
ってもよい社会は2世代ぐらい後になると思います。
孫の時代をよきものとするために今を世界規模で考え
つくり上げていける人が一人でも多く出てきてほしい。
そしてそのものを夢としてやりがいを持って取り組め
る人。
一般論とは違う発想なので「?」を持つ人も多いかも
知れません。本来であれば夢ややりたいことを実現し
ている人を崇め目標としていくことが国内においては
素晴らしいことだとも理解しています。
ただ、一番分かりやすいのは、「神様であればどう考
えるか」という視点で言動すればズレは少なくなって
いくように思います。
(誤解を招くかも知れないのでお伝えしますが、私は
特定の宗教や考え方を持っている訳ではありません。)
また、実は大きなポイントなのですがごくわずかの成
功者は「神様の視点」を持つようにしていて、そうし
て「神様に応援される言動」を行い実際に「ついてい
る、ついてくる」ようになっているのです。
もちろん、夢の内容も社会にとってよいことであれば
応援してくれるし、誰もが嫌がるようなことにもすす
んで喜んで取り組んでいく人には神様は応援してくれ
るのでその人の運気はどんどん上がりなぜか幸せな環
境が整っていくのです。
目先の損得にとらわれず、マスコミや世論の風潮に惑
わされず、社会が何を望んでいるのか、神様は何を望
んでいるのかを考えていけば、自己満足だけで生きて
いくことがどんなに運気を下げることかが分かります。
ほとんどの人がそうしたことを知らないし、信用しな
い。ほとんどの成功者が言っていることなのに、わず
かの人しか実行していないから今のところはわずかの
成功者(幸せ者)しか生まれない世の中になっている
ように思います。
以前、生まれ変わりについて触れたことがありました
が、生まれながらにして恵まれている人は、前世で一
生懸命取り組んで、高い運気を引き継いでいるに過ぎ
ません。
一度きりの人生と思わず、運気を永遠に高めていく努
力が必要です。いずれより大きな幸せをもたらしてく
れるでしょう。