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ピンチとチャンス

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┃ コラム 「
ピンチとチャンス
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繁延 恵子  2005/9/22 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――

ベストセラー「生き方上手」の著者・日野原重明さんは、
著書の中で「人間は不幸には敏感だが、幸福には鈍感」だと
語られています。

毎日決まった場所に通学し、同じクラスで決まった友人と
一緒にいたり、会社勤めでルーティンワークをしていると
自分の進む方向を自分だけで決めることは非常に難しいものです。

こんなはずではない、と思っても自分ひとりの力では
どうしようもないことも多くあります。

私はジョイブ入社前にジョイブから紹介され、他企業で
インターンシップをさせていただいたことがあります。

その会社はインターン開始6ヵ月後あたりで、社員も
インターンも全員、給与未払いになるという悲惨な経営でした。

最初は社長さんや社員さんに色々なことを教えていただき、
その分頑張って会社にお返ししようと雑用、経理、営業など
なんでもやりますと取り組んでいました。皆さんと仲良く
なって、仕事ももっと頑張ろうと自然と考えていました。

私は大学を休学しインターンシップを開始したので、
当時は社員さんと同様に毎日朝から22時頃まで勤務し
自分が大学生ということも忘れるくらいでした。
何もかも新しい言葉、発想で学校では経験できないこと
ばかりなので毎日が楽しかったことを覚えています。

しかし経営状態が悪くなると一気に社長さんや社員さんの
仕事意識が下がり、どんどん退職者がでてくるように
なり戸惑いました。それまで仲良かった人たちが急に
ギスギスし始め、仕事の効率が良くない部分、課題を
抱えている業務などで文句を言い合うようになって
しまいまいた。行き場のない不安、憤りで精神的な
負担が大きくかかっているのが分かりました。

過去の充実感がいつの間にか正反対のマイナス志向に
変化し、悪いエネルギーが充満していました。
幸福は当然のように受け入れ、不幸と感じるとすぐに
文句をいうのが人間の本性と知る機会となりました。

うまくいかないとき、なにかに束縛されていて、
自由に生きられない、もっと他に自分らしい方向が
あるはずだ、と言う気持ちは起こりやすいと思います。

それぞれの方が幸福と実感できる要素、基準も異なる
のでしょうが、不満いっぱいの状況ではとても将来が
開けるとは考えられません。

いま自分が置かれている状況をピンチととらえるか、
チャンスととらえるか。うまく生きるのは思考次第と思いました。

就職活動で非常に苦戦する学生さんはまだたくさん
いらっしゃると存じますが、希望される進路に向かうために
ご参考いただける言葉と思いました。

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2005年9月22日 23:27に投稿されたエントリのページです。

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