┃ コラム 「仕事の選び方 ~何を目指しますか~」
┃………………………………………………………………………………………………
┃ 西村 絵美 2005/11/24
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
そろそろリクナビエントリーをしようかなぁ・・・迫ってくる
“就職活動”に対して、何から手をつけたらいいのか、SPI対策をす
ればいいのか・・漠然と何もかも分からなくて不安な気持ちいっぱいの
方は多いのではないでしょうか。
が優れていて、どの会社が優れている、とかそのようなものはありませ
ん。大手企業、名の通った会社に入社することが皆にとって幸せなもの
とも限らないものです。
就職活動の皆さんは、今から『自分の将来を自分で決める』という選択
をしなければならない時期に入っていきます。
選択によって、“仕事の充実度”“収入”“経験できる事”“可能性”
などが何倍にも変わっていきますので、真剣に考える課題です。
遅かれ早かれ、私たちはいずれ『誰のために働いているんだろう?』と
疑問に思う日が来ると思います。私たちは、大人になればなるほど、
『自分の将来を自分で決める』という選択が、複雑なものになります。
親、配偶者、子供など、自分の大切な周りの事も考えながら
『自分の将来を自分で決める』ことをしなければならなくなるからです。
新卒の場合は、ほとんどの方が、身軽で自分自身の事だけを考えて、自
分の就職先を考えれば良いと思いがちなのですが、実は上記大人と同じ
ように、多くの学生が、あらゆる障害によって、『自分の将来を自分で
決める』ことができにくいようです。
一見、外から見ると皆、自分の就職活動に必死に見えますが、実は以下
のような悩みを抱えている学生は多いようです。
以下、私が学生と接している中で相談される内容の一部です。
「私はベンチャー企業でバリバリ働きたいと思うけど、
親の事を思うと、家業を手伝ってあげるほうがいいのかな。」
「親が歳をとっているから、早く家業をついであげたいけど、実家の
仕事内容に興味がない。」
「私はバリバリ働いてみたいけど、親が病気で側にいてあげないとだめだし。」
「親は大手企業に入れと言うけど、私はベンチャーも気になる。」
「彼がベンチャーは辞めとけ、体が壊れるぞ。っていうけど、
私はバリバリ働いてみたい。」
「東京で働きたいけど、東京には行ったら駄目だといわれている。」
「先生が、ベンチャーは制度が全然整っていないから、やっぱり充実した
福利厚生のある大手のほうがいいよ、と言っている。」
など、主に1.親、2.恋人、3.先生、のアドバイスによって、
『自分の将来』を決めることに迷いが出やすいようです。就職活動中は、
色々な会社を見て、色々な大人と話して、色々なアドバイス、意見を聞
くので、より自分というものが見えなくなってしまうので、※要注意です。
何かを決断する時(就職先を決める時)には、自分の心に素直になるほ
うが満足のいく結果に終わります。
誰かの要求やアドバイスを受入て働く事になると、いずれそのツケが
自分に回ってきます。
「自分は○○がしたかった」と。
その時に、後悔しないように、自分の心の声を信じてあげてください。
カルロス・ゴーンさんが、セブンイレブン時間(※7:00~23:00
で働くことをセブンイレブンと言う。コンビニではないですよ)で働い
ていると言われていますが、勢いのあるベンチャー企業やコンサル会社、
役員、経営者などは、このような働き方が普通であるし、実際に成長し
ている会社は、セブンイレブン勤務をしています。
始発で出勤し、終電で帰宅する。このような働き方を親や愛する恋人、
先生などが目の当たりにすると、「辞めておけ!!体を壊すぞ。」
となり理解されるどころか、猛反対されます。
よっぽど、ビジネスのトップクラスの人や、より経営陣に近い人でない
限りは、理解できないものです。
それは仕方がありません。その方々とは、目標が違うだけです。
ビジネスの世界で活躍したい人は、セブンイレブンは当然の事、そして
それが365日続く覚悟をする気持ちが就職活動では求められます。
当然、新人の場合は自分のお給料さえも稼げないので、赤字社員を脱出
するまでは、時間、体力で会社に貢献する姿勢が大切です。
過酷労働がずっと続くことはないのですから。
後から振り返ると、長いキャリアの中のほんの少しの時期です。
この時期に頑張れない人は、ビジネスで活躍することは残念ながら難しいです。
(たまにインターン3ヶ月さえも継続できない、突っ走れない方がいますが
実際の仕事はそんなものではこなせません)
“仕事の充実度”は、他人からは判断できないもので、自分の就職活動
が満足な結果に終わったか、後悔に終わったかを判断するのは、社会人
になった自分自身です。そして、それを実感できるのは、実際に働き始
めた後の事です。内定をもらった時点では、決して判断できないものな
ので、就職活動は内定をもらった後に終わるものではないものです。
就職活動生は、まず、自分自身をよく知らなければ、どの会社を受けて
も、満足のいく結果にはなりません。自分が何をやりたいのか、どうい
う事に喜びを感じるのか、仕事でどこまで目指すのか、熱中できるのは
どのようなものなのか、今、この時期にしっかりと、自分自身を理解し
てあげてください。
そして自分が挑戦したいことが見つかった人には、ぜひ挑戦して欲しい
です。会社を改革するのも、世の中を改革するのも若い人の力次第です。
一人ひとりの力がいかに大きいものなのかをもっと大切にして、挑戦し
たい人はおおいに社会で挑戦していきましょう!