┃ コラム 「仕事とともに重要なもうひとつのシゴト(私事)」
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┃ 代表取締役社長 藤井 徳樹 2005/12/1
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今年、娘が小学校受験をすることになりました。
本命はまだこれからなのですが、私は田舎育ちなので、当たり
前のように公立で高校まで進学しましたが、都内などはやはり
教育環境など状況が少し違うようです。
公立は特に先生の当たり外れがあって、私も経験ありますが、
先生が嫌いだったり尊敬できないと勉強や学校が嫌いになって
しまうものですよね。
特に公立だと、安定を求めて公務員を志願する方も多いため、
そのために先生でもやろうか、ということでそれほど教育熱の
高い方は多くなかったりします。
それに比べ、私立は教育理念、方針がしっかりしているため、
先生はハズレが少ないと言われています。
ただその分、まず学費がかなり高い。寄付も含めると私立の大
学の学費を超えるところも多い。
実際に、受験の際には白髪交じりのお父さんが多くいて、私よ
り年が下であろう人はなかなかいない。そういう意味で、医者
か上場企業でも40歳を過ぎたあたりの年収がないと現実的に
は難しい。
ただ、お母さんは総じて若くお嬢様育ちの方が多いようだ。こ
こはかなり割り切ってお金重視で結婚しているように見える。
また浮気をしないタイプも条件として入れているようで、お父
さんの風貌は正直、総じてさえない。
結婚はお金じゃないと思っている方も多いと思いますが、お金
があるからこそ苦労が軽減され、浮気さえしなければ夫婦喧嘩
を防げ幸せになることも多いのが現実です。
俗にいう家柄のよい家庭はそうした幸福学を小さいころから徹
底して教え込まれているようです。不景気だと言われながらも、
そうした裕福な家庭層が一部で明らかに存在し、不自由ない暮
らしを永続しています。
小学校受験のための塾も多く存在し、受講料は1時間1万円が
相場です。願書に貼る写真もお受験で有名な写真館で撮影し、
3~4万円はざっとかかる。
我が家も、勧められたある代官山の写真館に行きました。やは
りプロとはこういうものか、と思いました。子供がリラックス
するように、カメラマンは子供番組や子供の好きなことをかな
り研究していて、仲良くなるのがはやい。
写真も数十枚を惜しげなく撮り、その中から最もよいものを選
ぶ。これは安い、と思いました。みなさんも就職用の写真はぜ
ひ有名なところで用意しましょう。
私も就職活動時にはちょっとケチって1枚300円程度のとこ
ろで撮影しました。ある会社から「写真がもう一つやね。」と
言われ、別のところで撮り直しました。確かに、面接官は実物
を目にするが、それ以外の人は履歴書の写真で自分をイメージ
してしまう。人事の中で履歴書だけがぐるぐる回っているので
す。
一生を決めるかも知れない時期で数万円をケチってはいけない。
私立の大学を受けるときは受験料を1校につき3万円以上も出
していたんだから。
また、履歴書を書き間違えたときはもちろん書き直してくださ
いね。仕事でそういうことはまず許されません。
履歴書を修正ペンで直すことが許されると思っている方は仕事
でも緊張感がなくいい加減でミスが多いのでまず採用されませ
ん。また許されると思っていた方は、これだけではなくすべて
のことにおいて社会常識が少しズレているという認識を持つべ
きで、すべてにおいて改善を意識していく必要があります。
話がそれましたが、小学校受験では両親面接も比重が高いため
面接の練習は仕事を終えて帰ってから相当やりました。入室か
らおじぎまで夫婦で見直して真剣に取り組みました。
ただ、両親が真剣にやっていると、子供も真剣になってくるん
ですね。やらせるとやらないけど、こっちの真剣な取り組み姿
勢を見せるとやりたくなる。子供は純粋でいい。
就職面接でもほとんどの学生の方はそうした基本が練習できて
いないと思う。おじぎも何度も人に見てもらって練習しないと
分からない。
私も特に、指がまっすぐ伸びないのがびっくりしました。いわ
ゆるパソコンフィンガーになっていて、無意識でおじぎすると
指が丸まってしまっているのです。
とにかく、私立に行くかどうかは別にして、小学校受験は家族
にとっても非常によい機会でした。家庭の教育方針を決めたり
夫婦間の見解を統一したりと子供を寝つかせたあと毎晩遅くま
で話し合いました。
あと、躾ができていないとまず受からないため、挨拶や手伝い、
感謝など基本的なことは厳しく取り組み、非常によくなりまし
た。
ジョイブは日本の教育を変えていきたいと思っていますが、や
はり教育の根本は家庭にあります。そしてできれば父親が家庭
でリーダーシップを発揮すべきでそうしないと子供は言うこと
を聞かない。
逆に父親がリーダーシップを発揮すれば子供はよい方向に導け
るのです。ニートなどが増えた理由もやはり家庭にあって、父
親が子供から尊敬された上で厳しくしていけば問題は起こらな
い。
では、どうしたら父親は子供から尊敬され家庭でリーダーシッ
プを発揮できるのか。これは仕事ができるかどうかはほとんど
関係なく、もちろん配偶者に子供の前で立ててもらうために、
社会で活躍することも重要ですが、子供にはそうしたことが分
かるのはせいぜい高校ぐらいから。
また配偶者とはしっかりコミュニケーションが取れて気遣いが
できていれば、子供の前では立ててくれる。(現状は蔑まれて
いる家庭が多い。)
むしろ、仕事ができることよりも、いわゆる「アウトドア力(
りょく)」が鍵であると思う。テントを要領よく張ったり、火
をおこしたり、魚を釣ってさばいたりする姿を子供が見れば「
とうちゃんすげえな」となる。
社会で生きていくためには仕事はもちろん最低限はできるよう
になってほしが、家庭教育ということで言うとむしろ仕事より
もこうした「自然の中での力強さ、生きる力」を身につけ、見
せていくことが必要であると思う。
アウトドア系が得意な人もいれば苦手な人もいると思う。ここ
は、日本の教育のために、好き嫌い関係なく特に男性は独身の
うちに磨いておいてほしい。
学生時代にできるだけ多くの体験をする。「100見は1体験
に如かず」と言われるが、時間の許す限りいろんな体験をして
ほしい。特に苦手と思うことにもどんどんチャレンジしていっ
てほしい。
決してお金のために無駄な時間を過ごさないでほしい。自分た
ちの子供のため、未来の日本のために。