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┃ コラム 「グッドウィルハンティング」
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┃ 浅野 恵一郎 2006/9/18
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愛想をつかれた恋人に電話をかけるのは辛いと思う。
この電話がきっかけで別れ話になるのではと思う。
同じように、一度面接に落ちた学生に
再び企業の面接を勧めるのにも気を遣う。
そんな事を考えながら、
私は土曜日の午前10時、一度面接に落ちた学生と
待ち合わせをしていました。彼にはその日
二度目の面接があったからです。
噴水の前でおちあい、
楽しそうに話すカップルの横をすり抜け
私たちは面接会場である、大学内の
インキュベーションオフィスに向かいました。
大学内のインキュベーションオフィス。
面接は想像通り非常に高度なものでした。
以下が実際に使われた問題です。
■大阪市内にいくつ医者はあるか?
■解答のない問題
■文字列をインプイスで反転させる
■自分の解答に満足しているかの質問
私にはさっぱり分かりませんでしたが、
これらはマイクロソフトなどで
使われている有名な問題だそうです。
面接に来た学生にもこの問題は難しかった
ようですが、彼は黒板に向かい数式のような
ものを書き続け、面接官と話あっていました。
この面接では彼は結局不採用となり
インターンに進むことはできませんでしたが、
帰り道、彼の口数が多かったことを
覚えています。
「プログラムに精進しなければ」
「IQとEQは両方大切なんですよ」
「ネクタイの結び方はネットで調べました」
今、私は毎日のように、WEB系の企業や
システム系の企業を訪問し、インターンの
受け入れをお願いにまわっています。
彼のためだけに仕事をしている
わけではありませんが、彼のためにも
受け入れ企業を一つでも増やしたいというのは
事実です。
先日、久しぶりに彼に電話をした時
私は、大きな彼の変化に気づきました。
いつもは何度も電話をかけなおして
いたのに、今日は一回で出た。
たまたまと思いながらも、
口では表さない前向きな彼の
姿勢にまた営業を頑張ろうと
感じました。