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┃ コラム 「無償から得る富」
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┃ 中津川 夏輝 2006/9/21
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ある本を読んでいたら、興味深いことが書いてありました。
「富というのは無償の行為から生まれるもの」であると。
例として挙げられていたのが、
「ソフウェアのリナックス」
ヘルシンキ大学の大学院生が趣味でフリーのソフトとして開発
して、膨大な「富」をもたらす商品を生み出してしてる。
「母親のしつけ」
母親が子供にしつけをすることも「次世代」を育てるという行
為そのものが「富」をもたらす無償の行為。
無償の行為が富を・・・・
そういえば、わかりやすいのがマクドナルド。
スマイルは0円ですが、とても大事ことですよね。
店員がブスっとした感じでは、たとえおいしくてもマクドナルドで
ハンバーガーを食べようとは思いません。
仕事でも「お金」に対しての対価ということだけで物事を
考えてしまうと何も生まれないかもしれないと考えさせられました。
反対に、サービスを提供される側の立場でも、「お金」という視点で
物事を捉えてしまうと恐ろしい間違いをするかもという出来事が
最近ありました。
新幹線に乗っている時のことでした。
隣に座っていた方、年は50歳くらいのサラリーマン。
新大阪で同時に降りる際に、その方の座席は床に読んだ新聞紙、
飲んだビールなどが散乱していて誰が見てもひどいと思う状況でした。
そこで、新聞、ごみを拾い、「捨ててください。」と注意したところ、
「なんで俺が捨てなあかんねん。なんのためにお金払ってんねん。」
という返答。
結局、何度いっても逆ぎれで話にならず、僕がごみを捨てたのでした。
今思うと、「お金払ってるから。」という発言を平気でいえるのは、
「お金」という視点のみで物事を捉えているからだろうなと感じます。
生活するうえで、「お金」を考えることも必要です。
ただ、「お金」だけの視点は、一般的なモラルをも破壊するものであると
痛感しました。
何かを提供する側、何かを提供される側になっても「お金」ということだけを
軸に置かないようにしていくことが、自分自身の成長、「富」をもたらすうえ
で大切なことかもしれません。