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┃ コラム 「不安を感じるということ」
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┃ 渡邊 麗子 (大阪) 2006/12/21
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気がつけば、もう今年も最後の月ですね。
あなたは、今年の初めに立てた目標をどれくらい達成できましたか??
私は、今年の初めには考えもしなかったようなことがあったり、
思いがけない方にお会いできたりして、
私の想像以上に楽しい一年だったと思います。
ただ、逆に、考えもしなかった問題が起こり、
どうしていいのかわからず、
不安にかられたこともあります。
同じように、
就職活動を始められた方は、特に、
自分自身に対して、将来に対して、
漠然とした不安を感じているのではないでしょうか。
「本当に自分はこのままでいいのだろうか。」
「何かやらなければいけないのではないか・・。」
と見えない迷路をグルグルと回っているような
気持ちになることもあると思います。
端から見れば順風満帆で、
特に困ったことはなさそうに見える人でさえ、
いや、むしろ、そういう人の方が不安を感じていたりするのかもしれません。
先日、ある雑誌を見ていたら、
お笑いで活躍されている島田紳助さんのインタビュー記事が載っていました。
彼が飲食店を何店舗か経営をしているそうです。
結構有名な話だそうですが、
私は全く知らなかったので
『なぜ、彼が飲食店を経営するのだろう??』と純粋に疑問を感じました。
もう十分、お笑いと司会業でフル回転だと思いますし、
飲食ってまた、全然違うジャンルですし、
わざわざハードルの高い新しい分野にチャレンジされることが、
すごく不思議に思いました。
そのインタビューでも『なぜお店をしようと思ったのか?』という
質問がありました。
彼がビジネスをする理由の一つとして、こう答えています。
「・・僕にとってこれは、ある種のゲームなんです。
自分が世の中に受けるだろうと考えていることが、
正しいか否かを証明したいんです。
(省略)
・・根本的に、自分はタレントとしてうまくいった。
でも、これは『たまたまちゃうんか』という気持ちが、
いつも自分の中にある。それが許せへん。
全然違うことをやって、たまたまたやないことを、
自分で証明したいんです。」
私は、この言葉を聞いて、
まさかそんな気持ちを持っていたとは思わなかったので、
非常に驚きました。
お笑いにしても、何にしても、
誰にも負けないほどの実力の持ち主にも関わらず、
自分の中では、どこか納得できない部分があり、
それを覆すために、あえて挑んでいる。
根底にあるのは、自分に対する不安ではないかと思います。
『不安』というと、ネガティブなイメージかもしれませんが、
不安を感じるということは、
それだけ自分を伸ばすチャンスを
自分でみつけられるということだと思います。
不安を不安のままにしていては、なんにもならないですが、
その不安が一体どこから生まれたもので、
どうすれば、その不安が小さくなるのか考えて行動に移していけば、
自分でも思いがけない才能を見つけることができるかもしれません。
私も、ぐるぐると考えるばかりで、
まだまだ行動に移せていないのですが、
手探りをしながらも、
一歩ずつ、前進していこうと思います。