━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃ コラム 「自分基準」
┃………………………………………………………………………………………………
┃ 中津川 夏輝 (東京) 2007/1/11
―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
他人に依存しようという心理は、たとえば、ボールが低いところへ転
がってゆくように、依存心の強い人は、低いところを求めて、つまり
依存できるものに向かって、自然に転がって行きます。
就職活動でよくあることなのですが、いわゆるカリスマ的な存在
に憧れて、もしくは社員のカリスマ性に惹かれて入社を決める方も
多いのではないかと思います。
これも1つの依存心であり、もし運良くその会社に入社した時に仮に、
その憧れていた社員が退社したとき、もしくはカリスマ的な経営者が
イメージの中で想像していた人と違ったとき、その依存心が、不平不
満へと移行する。
また、給与、休みなども会社を選ぶ判断基準となることもあります。
これもまた、会社から提供されるものであると考えると、会社への依存心
となるかと思います。
会社の状態などが変わり、休みなどに変化もあればこれもまた不平不
満に変わっていきます。
企業として、スタッフが働きやすい環境を作りだしていくことは、
努力していく必要もあります。
ただ、そこで働くスタッフが会社がなんとかしてくれるという依存し
た状況であれば、悲惨な状況を招くでしょう。
派遣の仕事が多くなり、働く場所について自由に選択できるような
イメージがあるかもしれませんが、自由に選べることは、会社に「依
存」するためのものではなく、自由に選べるように「自立」した人間
が選べると考える必要があるでしょう。
何かに依存しようと考えれば、どの環境においても「不自由」になる
のです。
例え、やりたいことが見つからなくても、働く環境を選ぶときに「依
存」することを考えるのではなく、自分で考え、自分で責任を持つこ
とがなければ、自由というもは得ることができません。
他人に依存した基準ではなく、自分の中での自分基準があれば、就職
するにおいて決して、どんな状況においても納得でき、自分を成長さ
せることとなるでしょう。