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┃ コラム 「三国志と企業経営」
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┃ 川畑 翔太 (東京) 2007/1/1
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寒さもかなり厳しくなって、
前までは駅のホームで新聞や本を読んでいたのですが、
最近では寒くてそれどころではなくなってきました。
とはいえ相変わらず電車の中ではかなりの時間、本を読んでいます。
最近では念願の三国志を読破しました。
先週のプレジデントにも特集がありましたが、
歴史から学べる事は非常に多いのです。
僕は三国志の世界と現代の企業競争は
すごく似ていると思っています。
今は起業がとてもしやすくなっており、
資本金がなくても会社が創れる時代ですね。
三国志の時代も正にその通りで
ある程度の人数が集まれば(それこそ10人くらいでも)
当時の黄巾の乱に対する義勇軍として立ち上がる事ができました。
それは今の起業とすごく近い感じがします。
その中で義勇軍から手柄をあげ、
どんどん勢力を拡大していったものもいれば、
大きい勢力に呑まれていったもの、
小さいままで大きい勢力に対抗したもの、
と色々な人たちがいましたが、
大体は強いものに下につくかなどで
消えていきました。
現代もそうだと思います。
起業をするのは簡単ですが、会社をつぶすのも
もっと簡単です。
10年以内に99.7%の会社が潰れると言われています。
では三国志の英傑たちはなぜ激しい競争世界で生き残れたのでしょうか?
最終的に残った魏・呉・蜀でやっぱり共通して言えるのは
優秀な人材がいた。という事だと思います。
そして優秀な人材を惹きつけておくだけの
志、理念があった。
会社も同じだと思います。
どんなに規模が大きくても、
会社が目指す理念や志がおかしいと
優秀な人はいなくなってしまいます。
もちろん組織の仕組みとか給料とか
他にも色々な部分が関係してくるとは思いますが、
そういう部分が一番大事なところなのかなと
三国志を読んでいて感じました。
また三国志の面白いところは、
あれだけの英傑達がいながら
実は誰一人として天下を取っていないんですね。
つまりここにも現代の企業経営につながる
部分があって、
つまり後継者がいなかったのです。
みなそれぞれ忙しすぎたので
後継者の育成・教育にかける時間がほとんどなかったんですね。
会社も同じで後継者の問題で倒産する会社も少なくありません。
という感じで大昔の事でも現代と照らし合わせると
すごく勉強になるという事がたくさんあります。
よく「歴史は繰り返す」と言って、
僕もその通りだと思う時もありますが
あまりにも歴史から学んでいない繰り返しが
多すぎると思います。
今は昔に比べればどんな本でも簡単に手に入るし、
どんな情報も手に入る。
そんな今だからこそしっかりと歴史から
色々なものを学ぶ。
そんな姿勢で歴史小説を読んでみてください。
今まで好きだった人も嫌いだった人も
新しい発見があるはずです。