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「やりたいこと、得意なこと」

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┃インターン総研スタッフが日々考えていることがわかるコラム     
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┃          「やりたいこと、得意なこと」   市川 和臣(東京)
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最近、20代の方々の転職支援の仕事をしていて痛切に感じることがあります。
それは、年齢を重ねていけば重ねていくほど、
「自分は何がやりたいのか」という問いが意味をなくしていき、
代わりに「自分は何が得意なのか」という問いが
重要になってくるということです。
実例をお話しましょう。

ここに、私が今、力を注いで何とか転職先を
見つけてあげたいと思っている男性がいます。
24歳で、大学を卒業後、コンビニエンスストアの店長として
実績を上げてこられました。

何度かお話をさせて頂く中で、彼の「やりたいこと」は
大分明確になってきました。自分の周りの人々の余暇時間を
楽しいものにしたいという思いから、アミューズメント業界で
働きたいというのです。

たとえばこれが、新卒の就職活動であれば、このことが明確になっただけで、
志望理由としては十分だし、おそらく面接で受かることができるでしょう。

しかし、現実は厳しいものです。ゲームセンターの店長職の仕事を
取ってきましたが、彼は面接を通過することが出来ませんでした。

なぜ彼は落ちてしまったのでしょうか。
おそらくそれは「自分は何がやりたいのか」という
問いかけが無意味になってしまったからでしょう。

必要な問いかけは、すでに「自分は何が得意なのか」に変わってしまったのです。

転職の現場でいくら自分のやりたいことを熱烈に表現しても、
残念なことに説得力はほとんどありません。
それは空回りしているように映るでしょう。

誰かの役に立ってはじめて仕事というものは
成り立つのであり、そのためには自分の長所を
活かさなければならないからです。

人は自分の得意とするもので成果をあげることで、
はじめて社会に貢献できるのです。

彼はコンビニの経験を通じて「顧客志向性・サービス精神」を
身につけることが出来ました。まだ転職先は決まっていませんが、
これを武器にして多くの書類選考を通過しています。

就職活動を続ける中で、「何がやりたいのか」が分からなくなってしまった方も
多いと思います。しかし、結論を言えば、それは分からなくていいのです。
キャリアで大事なことは、その問いではなく、その次の問いなのですから。

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2008年7月24日 17:17に投稿されたエントリのページです。

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